今の時代、若手社員に仕事で負荷をかけることは、あまり良しとしないことが多いように思います。
気合い根性みたいな精神論が良しとされていた時代は、ムチャブリされて、その中でもがき、自分なりに何とかしないといけない環境で、能力や胆力が鍛えらたようにも思いますが、今は残業しないとできない量の仕事を任せることや、その人の能力以上の仕事を指示すると、それは若手社員にとって精神的に追い込まれることにつながるのでダメらしいです。
精神的に追い込まれる基準は若手社員の感覚で、「キツイ」と感じられたら、それは上司の責任となるので注意が必要。
昔の感覚のままでいると、時代に取り残されてしまいます。
ただ、ちょっと難しいものが、自分にとって「これくらい普通でしょ?」ということが、相手にとっては普通ではないので、そこのさじ加減を確認をしながら任せないといけません。
ただ、能力をつけるには、量をこなすことが必要です。
ムリをさせてはいけませんが、ムリをさせることも必要です。
「ん??」となりますが、、、ムリをさせ続けるのはダメだけど、一時的にムリをさせて、一気に叩き込むことは必要だということです。
量をこなさなければ、質は良くならないことの方が多いので、とにかくいろんなことをワーッとこなして能力を引き上げて、自分の中の「ムリだわ~」という範囲を小さくするようなイメージです。
孫悟空だって、ギリギリまで追い込んで、仙豆を食べて回復して、を繰り返して強くなったメカニズムに似ていますね。
ムリをすることで、自分の能力をグイっと引き上げれば、その後同じような状況になったときに「いや、余裕っす」となるハズで、ムリをしなくてよくなります。
なので、ムリをするフェーズを意識的につくって、そのときはつらくても「自分は、これから先にムリをしないように、今ムリをしているんだ」という
ただ、ムリをし過ぎて、限界を超えてしまってはいけません。
ここのバランスが難しいところですが、将来ムリをしないために、今のうちにムリをして、ムリをしなくてよい状態にしておくことは、未来に向けての投資とも思えます。
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