唐突ですが、やる気が起きないことってありますか?
ボクは、しょっちゅうあります。
というか、基本やる気がありません。
その昔、若手社員の頃は、とにかくサボる方法を考えていたし、何かあってもその場しのぎで何とかしていたし、「やる気、あんのか??」とよく怒られていました(汗
しかし、年月が経ち、今のボクを見ても、周りの人は「どちらかと言えば、やる気がある人」というイメージを持ってくれています。ありがたや。
ただ、ここでひとつ言っておくと「やる気がある人」と見えているだけ。
ボク個人からすると、「いやいや、ぶっちゃけやる気はなくて、でもさすがにやる気が無いとダメ人間になってしまうので、最低限のやる気を起こすシステムを使っているだけなんですよ。」ということなんです。
では、そのやる気を起こすシステムとは、一体どんなものなのでしょう?
それは、妄想ルーティンと作業興奮の組み合わせです。
まず、妄想ルーティン。
「やる気でないな~」がデフォルトなので、日々妄想をするんです。
「こんなんなっているオレ」とか、「あんなことできてカッコいいオレ」といったポジティブな妄想をしつつ、逆に「こんなになったら悲惨過ぎるオレ」とか、「こうなって人生詰んでしまったオレ」というネガティブなことも妄想します。
そうすると自分の感情に小さい波が立ち、「とりあえず、なにかやろうかな」と思えるんです。
ただ、ここから実際に行動するまでのところに、個人的にはものすごい壁を感じるんです。
だって、行動するのって、かなりパワーを使うじゃないですか。
ここで使うのが、作業興奮の仕組みです。
作業興奮とは、やる気はないけど、とりあえず始めてみたらやる気がちょっと出てきたし、実際に作業が進んでしまった、というアレです。
つまりは、「やる気があるから取り組む」のではなく、「取り組むからやる気が出る」というメカニズムを利用したものですね。
なので、妄想してちょっとだけ感情に波風立てたら、とりあえず四の五の言わずにちょっとだけでもいいので取り組んでしまえば、あとからやる気がわいてきますし、わいてこなくても作業は進んでいるわけですから、周りから見たら「いつも何かに取り組んでいる=やる気がある人だ」と思ってくれるんですね。
ということで、ボクは基本やる気はないけど、妄想と作業興奮でやる気を出すようにしていて、その結果やる気があるように見えているというどうでも良い話でした。
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