以前、”働き方改革”という言葉がありました(今もあるけど)
その目的は、労働人口が減っていく可能性が高い中で、その人それぞれに合った働き方ができるようにしようとするもので、柱は大きく3つあって、
・長時間労働を改善しようね。
・非正規社員と正社員の差をなくそうね。
・高齢者の就労を促進しようね。
というところで「あーだ、こーだ」と動いているという認識です。
では、この働き方改革をすることで、”理想の働き方”に近づくのでしょうか?
会社であれ、フリーランスであれ、世の中には”理想の働き方”があります。
サラリーマンで今の働き方をして満足している人もいれば、フリーランスになって逆に理想から離れてしまう人もいます。
サラリーマンの中でも、残業があってもイキイキしている人はいるし、長時間労働が改善されてもつまらなそうにしている人もいるし、高齢者になって雇用してくれても文句を言いながら働いている人もいます。
その違いは、一体どこにあるのでしょう。
ボクは、”自分の理想とする生き方”があるかないかが、大きな要因だと思っています。
そもそも”自分の理想とする生き方”は、人それぞれ異なります。
”自分の理想とする生き方”の中で、”理想の働き方”を実現しなければ、”理想の働き方”にはなりません。
「自分の中での”自分の理想とする生き方”があり、その中での”理想の働き方”があるか、ないか」の差であるということです。
その環境は、誰かがすべて用意してくれるものではありませんし、明日からいきなり”自分の理想とする働き方”ができるわけもないので、日々改善をしていくことが重要。
ただ、日々改善してても、外的要因や自分の中での”理想とする生き方”が変化することもあるので、右肩上がりに”理想の働き方”に近づくことはなく、3歩進んで2歩下がる、時には逆に100歩くらい後退することもあるでしょう。
会社としても”働き方改革”に沿って、ある程度の環境整備はしなければならないので改善があるでしょうが、その中で”自分の理想とする生き方”を意識しているか、ただ漠然と過ごしているか。
ここが、大きな差になるのだと思います。
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