新人社員に仕事のことで説明する機会がありました。
事前情報を確認しなかった自分も悪いのですが、その場で考えれば何とかなると思って、とりあえず作ったレジュメ的な資料を配布しました。
そして話し始めた途端、、、「・・・あ、失敗した。。」と思ったんです。
「失敗した。。」と思った理由は、まず紙の資料を配ってしまったことです。
紙の資料を配布したことで、聞いている新人たちは資料に目をやり、ボクの方を向いてくれないんです。
逆に、ボクからはみんなの様子がよく見えるので見回してみると、一生懸命にメモをしている人もいれば、ボクの方を見て相槌を打ってくれる人もいましたが、逆に資料を見ているフリして寝ている人もいましたし、早く終わらないかなあという感じがムンムンの人もいました。
ここで、真剣に聞いていないように見える人たちを「けしからん!」と思ってしまったら、何の改善も生まれません。
なので、自責思考で「次回から気を付けよう」と思ったことは、新人研修は、ある意味、新入社員に対するプレゼンであり、少しでも興味を持って、仕事に対する期待やワクワク感を持ってもらえるようにしないともったいないということです。
さらに、一度説明をだけで、新人たちが理解をして、期待以上の動きをしてくれる、そんな夢のようなことはありません。
だからこそ、手を変え、品を変え、手取り足取り、継続的に懇切丁寧に伝えることが重要です。
今後は、改めてそんな工夫をしようと思った次第です。
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