ピボットターンは、ビジネスではとても重要。
ピボットターンは、バスケットボールの技術で、片足を軸として、もう一方の足を動かすアレです。
3歩以上(?)歩くとトラベリングという反則になるので、片足を固定し、もう一方の足を動かして相手をかわしたり、フェイントでパスを出したりするんですね(たぶん)。
これ、ビジネスでもよく使われる考え方です。
自分たちが想定したターゲットに全く刺さらないときに、自分たちの核となる強みを軸足に新たな方向性を模索していくわけですね。
多くの場合は、マーケティングの計画をつくって、顧客を考えて商品開発をして、そこにたくさんのリソースを突っ込んでやってはみたものの、フタを開けたら目も当てられない結果だったということはよくあります。
そんなときに、当初想定していた方向性を変えなくてはならない状況になりますが、多くの場合、多くのリソースをかけていればいるほど、方向性を変えることに抵抗があります。
なので、核は残しつつ、ピボットターンすることが有効なわけですね。
これは、個人にも当てはまります。
自分の経験やスキルを軸足にピボットターンをして、自分のブランディングを高めていくことは、仕事をする上では有効です。
ただ、一方で、自分に都合が悪い状況でピボットターンを使う人もいます。
自分を守るために、問題をはぐらかしたり、ごまかしたりするような悪のピボットターンをする人もいるんですね。
それは、そのときは相手をかわせるから良いのですが、結局その場に留まるので、自分を追い詰めるだけです。
ピボットターンの使い方はその人次第ですが、自分だけを守るような使い方はしない方が得策です。
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