部下を昇進させるか否かを判断するの上司の仕事。
入社して年数が経って年齢を重ねれば、係長とか、課長とか、部長になれる年功序列型の時代もありましたが、今はそうではありません。
とは言え、会社にもよると思いますが、ボクのいる会社は明確な基準というのはあまりなく、昇進をさせるタイミングは、昇格試験があるわけではなく、資格を持っているか否かも問わず、ある程度年齢を考慮し、大きな実績や貢献をしたかみたいなところを見るカタチになっています。
それが良いか悪いかは置いておいて、基本的には上司が昇進の判断をすることになります。
上司も人ですから、当然好き嫌いもありますし、相性もあるので、運的な要素もありつつも、その上司の判断基準というのが必要になります。
なので、ボクが上司という立場になった時に、自分なりの判断基準をつくったんです。
それは、”その人の姿勢”です。
”姿勢”というと、ちょっとわかりにくいので3つにまとめてみるとこんな感じ。
一つ目は、感謝とリスペクトを持っているか?
仕事は、人と人の間にあります。なので、相手に対しての感謝とリスペクトを持つことが大事。それがわかっているか否かを普段の仕事を通して見ています。
二つ目は、キチンと挨拶ができるか?
朝の「おはようございます!」と挨拶するのはもちろん、何かしてもらったら「ありがとう」を伝える、相手に迷惑をかけたら「ごめんなさい」と謝るといった小学生でもできることが当たり前にできているかどうか。
これ、意外とできていない社会人って多いんですよね。
やってもらって当たり前だと思っていて「ありがとう」を言わない、迷惑かけたけど自分のプライドがあって「ごめんなさい」を言えない、朝テンションが低いから「おはようございます。」と言えないみたいな人は、NGです。
三つ目は、やり抜こうとする姿勢があるか?
ミスしたり、失敗するのは当たり前。
それですぐに「できません」となったり、諦めてしまうのではなく、リカバリーをしっかりしたり、振り返りをして、次の機会にあの手この手で工夫をして、最後までやり抜く姿勢を持っているか否かが大事で、他責思考だとこれができないと考えています。
ということで、成績が良いとか、実績をつくったという要素も大事ですが、そのベースにある仕事に対する姿勢が大切なのであり、そこをボクの判断基準としています。
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