
サラリーマンだと、いきなり転勤や出向があります。
今までの環境でよろしくやっていて、それなりに評価をされていても、新しいところで新しい仕事をするとなると一から積み重ねていかねばならず、それなりに負荷がかかるもの。
とは言え、サラリーマンであるならば、そうした状況になることはよくある話。
なので、そうなったときに誰でもできて、自分の周りの環境をより良くする方法をご紹介。
それは、つらくても、きつくても、常に「いや~、新しいところでの仕事はおもしろいです!」と言うこと。
シンプルですよね。
ボクは、会社の中でも傍流を歩んでいて、よくわらからない事業部や会社へよく行くので、周りのみなさんが心配してくれます。
そして、「新しいところ、大変じゃない?」とか、「いきなりそんなところへ行くなんて、つらいよね。」とお声掛けをしてくださいます。
そんなときは、必ず「いやいや、すげ~おもしろいです!」と答えます。
それは、売上や利益がバンバン上がって、素敵な仲間に囲まれて、人間関係も良好で、自分の好きな仕事だからではありませんし、むしろつらいことや大変なこと、苦しいことの方が山ほどあります。
けれど、ちょっと考えてみましょう。
ここで「いや~、ホントつらいんです。」とか、「大変過ぎて、、、」と言ったところで、何か良いことが起こるでしょうか?
おそらく、それを聞いた相手は他の人に「あいつ、かなり大変そうでしたよ。」とか、「彼、頑張っているのに、大変そうです。」と悪気なく、むしろ良かれと思ってそういうことを周りの人に伝えます。
そうなると、その人自身の評価も上がるわけがなく、新しく異動した先の評判も「あそこは大変らしいよ。」とおかしな話になってしまいます。
そう、絶対と言っていいほど良い方向へは進みませんし、逆におかしなことが起こります。
なので、必ず「いやいや、すげ~おもしろいです!」と答えましょう。
すると、不思議なことに「あいつ、新しいところで頑張っているみたいですよ!」とか、「行った先は、ものすごくおもしろいところみたいです。」という風に周りに伝わっていくんですね。
もちろん、ボクの言っている「おもしろい」というのは、「いや~ラクしてウハウハですわ」みたいなおもしろさではなく、70%の面倒なことや辛いこと、29.5%の意味不明だったり、あり得ないことがある中で、0.5%嬉しいことが絡み合っていること自体に対して、広い意味で「おもしろい」と言っているえわけですが。
いつでも、どこでも、誰にでも「いや~、新しいところ、メチャクチャおもしろいです!」と言っていると、良いことしか起こりませんし、「あいつ、どこでも生きていけるよな」とか、「あいつに任せれば何とかしてくれるよね。」と評価も上がって、その環境での仕事がおもしろくなっていきます。
要は、おもしろいから「おもしろい!」と言うのではなく、「おもしろい!」と言うから、おもしろくなるということですね。
あなたももしかしたら新しいところで大変かもしれませんが、そんな言葉を使うだけで状況が少しずつ変わるかもしれません。
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