部下と仕事をしていて感じたこと。
一生懸命に言い訳をしても、何の意味もないということ。
部下Aくんに、とある仕事をお願いしました。
内容を伝えて、期限を切りましたが、その後に全く進捗報告がありません。
ちょっと心配になり「あの件、大丈夫?進んでいる?」と声をかけると、「あ、はい、今やっています。」との返事。
「蕎麦屋の出前か!」と思いつつも、仕事を任せることがボクの仕事でもあるので、ソッとしておきました。
しかし、期限の日が近づいても何の報告も相談も無いのでさすがに心配になり、「あの件の進捗報告が欲しいんだけど、いつできる?」とお願いしました。
すると、「いや、今やっているんですが、他の案件もあってなかなか進められず、わからないところが出てきてしまって、云々かんぬん。」と話し出しました。
要は、Aくん自身が思うように進められていない状態だったようで、その状態に対して負い目を感じているのか、一生懸命に言い訳をします。
ボクは、責めているわけでも、詰めているわけでもなく、ただ今の現状が知りたかっただけなのですが。。。
「進捗は、ここまでです。進めるにあたって、ここが課題です。」とだけ教えてくれれば、ボクの方でも手を打てるので良いのですが、一生懸命にできていない言い訳をされても何が問題なのか、どこに課題を感じているのか、結局期限に間に合うのか、よくわからないわけです。
これ、その昔、ボクも同じことをしていました。
上司やお客さまからお願いされたことに対して、できなかったり、忘れていたときに、一生懸命言い訳をしていたので、Aくんの気持ちはすごくよくわかります。
できていないことに対して「ああ、どうしよう」と思いつつ、どうにもならなくなってしまって、相手から聞かれると、反射的に自分を正当化して、守りたくなって、つい言い訳が口から言葉が出てしまうんですね。
大事なのは、現状を報告し、今後どうするかが大切。
なので、できていないなら「すみません!ここまでしかできていません!この課題で詰まってしまって、どうしたらよいのか相談したいです。」と素直に言うことが大事であり、もう少し言うと相手から言われる前にキチンと進捗報告や課題感を伝えて、相談することが大事です。
それができると、相手からも信頼されること間違いなし。
改めて自分も気を付けようっと。
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