
事業は大きくすれば、良いものではないと思っています。
無理やり規模を大きくしても、そこで働く人がシアワセでなくなれば、本末転倒。
良い悪いではなく、社会に役に立つのは大前提で、適正な規模で利益をいただきながら、自分たちが楽しく働ける環境をつくることが良いな、と個人的には考えています。
そうは言っても、小さくこじんまりと考えていては、おもしろいことはできません。
なので、思考を遠くへ飛ばして、大きく考えることが必要です。
例えば、貯金をするとき。
「100万円貯めよう!」と「1億円貯めよう!」では、思考と行動にどういう違いが出るでしょう?
100万円であれば、今の収入から固定費、変動費に仕分けして、無駄遣いや節約できる部分を洗い出して、月々貯金できる金額を出して、ロードマップを描くことは、そこまで難しくないでしょう。
一方で、「1億円!」となったらどうでしょう?
100万円というのはひとつの通過点になり、「100万円を貯金する考え方」では到達するイメージすら湧かないと思います。
時間軸も変えなければいけないかもしれないし、収入から貯金をするという思考自体を変えなければいけないかもしれません。
100万円の目標が1億円となると、考え方ややり方をガラッと変えて、今取り組むべきことも変えることが必要になります。
ボクの中でも、規模は目指さずとも、こうした観点で視座をグッと上げることはものすごく大切だと思っています。
大きな目標を見据えることで、見える景色が変わり、考える施策も変わり、取り組むことも変わり、可能性も広がりますから。
さて、自分はどこまで遠くを見ているか、それが今後を決めるひとつの要素です。
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