
ボクは部下に質問をするときに、「理解が浅くて申し訳ないけど」という枕詞をつけます。
それがマイルール。
理由は、へりくだっているとか、「自分はわかっているけど相手を安心させて、鋭い質問をしてやろう!」という意地悪なことを考えているわけではありません。
自分の理解なんて、ほんの一部だけだから、何も知らないのと同様。
だから、よくわかっている相手に、素人同然の人間に説明してもらことで、ボク自身が本質をつかみやすいからです。
例えば部下に「ごめん、理解が浅くて悪いんだけど、なんでこうしようと思ったの?」と聞くと、「なんでこんなことしようと思ったんだ?」と言うよりも自分なりの考え方や経緯を話しやすいですし、その話してくれた内容に本質的なことが含まれていることが多いんですね。
その質問を通して、「あ、そういう考え方もあったから、こうしても良かった」と思ったり、「相手は、そういうところに疑問を持つのか、今度からこう説明しよう。」と新たな気付きを得られる機会にもなり得るからです。
「理解が浅くて申し訳ないけど」
それは、自分の知識をより深めつつ、相手にも気付きを得てもらえるマジックワードです。
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