人生をいつでも上機嫌に、楽しく生きるには、仕事を充実させることが大切です。
なぜなら、仕事は人生の中で多くの時間を投下するものですし、自分の生きていくためのおカネをいただくというだけでなく、その仕事を通じて世の中をちょびっとだけでも良くできるし、様々な困難を乗り越えることで自分の視野が広がり、人間性に奥行きをもらたし、さらにその仕事で関わる人たちとの信頼関係は無形資産となり、QOL(クオリティーオブライフ)を向上させるものだと思っています。
、、、という仕事の定義を持っているボクですが、最初からこんなことを考えていたわけではなく、その昔は、仕事なんて、どれだけ手を抜いて、ラクして、サボれるか、ばかりを考えていました(汗
そして、お恥ずかしながら、「自分は本気を出せばもっとできる!こんなところで終わる人間ではない!自分を熱くさせるような仕事がないから、こんな状態なんだ!」とアホな考え方をしていました。
しかし、30歳半ばでしょうか。
会社の中で、くたびれた50歳くらいのオッサンたちを見て、「ヤベ、オレもああなるのか??」と急に不安になり、「このままじゃ、何もできないオッサンになってしまう!」と恐怖におののいたんです。
そこから、10年くらいが経ち、いろいろな出来事があり、様々な方々と出会い、今に至るわけですが、昔と変わったことがひとつあると思っています。
それは、仕事を自分で創りにいく感覚を持つ。
仕事ができる人は当たり前なのでしょうが、仕事は勝手に降ってくるもので、その仕事をいかに手を抜いてこなして、サボるかを考えていました。
仕事は与えられるものから、創りにいくものという自分の中での塗り替えられたんです。
そうすると、あら不思議、今までやっていた仕事の見え方がちょっとずつ変わるんです。
ある時にパッと変わるというよりは、「あれ?なんかこうした方がいいかも。」みたいな感覚がチラホラ出てきて、いろいろな人と話していてその感覚が強化されていって、徐々に塗り替わっていくような感覚です。
表現が難しいところですが、インスタントでパパっと変えられるものではなく、その考え方を知り、自分の中の定義を変えるような思考を頭で回し続けて、そこで見える目の前のことを変えていって、それを積み重ねていくと、あるときからポツポツと変わってきて、振り返ると大きく変わっていた、そんな感覚です。
雪が降って、振り始めはアスファルトの上ですぐに溶けるけど、あるところを超えると一気に積もるみたいな感じですかね。
なんでそんなことを思ったかと言えば、部下たちを見ていて、ふと「ああ、自分もこんな感じだったなぁ」と、自分のダメダメな暗黒時代を思い出したから。
人って、変わろうと思えば変われるし、そもそも変わらずに逃げれば、それはジワジワとQOLを下げる可能性があると思う今日この頃です。
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