人は、「成長したい」と考えるもの。
成長の定義は人それぞれだと思いますが、個人的には「できなかったことができるようになったら、成長した」と感じます。
一方で、ビジネスにおいては、売上が大きくなったり、利益が増えたら「ああ、このビジネスも成長したなぁ」と思うわけです。
で、自己の成長とビジネスの成長。
どちらも”成長”ですが、成長の要素の選択は異なるものだなあと思った次第で。
自己の成長に必要なのは、やったことがないことや難しいことへのチャレンジが必要です。
なぜなら、自分のできることだけやったり、自分の周り半径3mだけで生活をしていたら、視野が狭まり、思考が固まり、取れる選択肢も限られていき、できなかったことができるようになることはありません。
例えば、「自分はやったことがないので、できない」と言って、新しい仕事をしなければ、成長も何もありません。
だからこそ、あえて難しいことにチャレンジして、自分の可能性が広げ、成長につながる可能性も高めることが必要になります。
一方で、ビジネスの成長でボクが気をつけているのは、難しいことへのチャレンジをしないことです。
自己成長では、難しいことへのチャレンジが成長につながると思いますが、ビジネスではそうではありません。
ビジネスで成果を上げるために、簡単で確実なことと、難しくて不確実ことがあるとします。
そのとき、自己成長であれば迷わず難しい方を選びます。
が、ビジネスにおいては、ボクは確実に簡単で確実な方を選びます。
許容できるリスクをもって難しい方を選ぶ場合もありますが、基本的には致命的な傷を負い、経営がグラつかせる方は選びません。
ということで、自己成長は、あえてできないような高い目標を立てて、自分をストレッチさせる、ビジネスでは、容易な方法と難しい方法があったら、難しい方法でストレッチさせるのではなく、容易な方法で確実に成果を出す。
自己の成長とビジネスの成長では、選択の基準を切り分けています。
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