人は、失敗が怖いもの。
何かをするときに「失敗したくない」と思うのは当然です。
ボクもメチャクチャそう思うタイプ。
「失敗は成功のもと」なので、失敗すること自体は悪いこととわかっていても、失敗することで何かしらの損失を被ったり、評価を下げることにもつながるので、ついビビってしまいます。
しかし、やはり失敗を恐れずにドンドンチャレンジをした方が良いわけで、「そうなるためにはどんな風に考えればいいのか?」そんなことを考えました。
すべてはテストだと思う。
ボクの場合、何事においても、「すべてはテスト」だと思うとちょっとだけ気持ちが楽になります。
「テストだから良い点を取りたい!」と思うかもしれませんが、「テストであって本番ではないから、いろいろと試してみよう。」というスタンスでのぞむわけです。
例えば、任された仕事で100万円の費用をつかって、大コケしたとすると一般的には「失敗」と思われますが、見方を変えれば「100万円を使って失敗する原因がわかった」とも言えます。
そうなると、100万円を使ったテストマーケティングであり、その失敗したデータをもって次のチャレンジができて、それが成功すれば、その失敗は成功のための糧だったと言えるわけで、「ああ、失敗しておいて良かった」となります。
なので、すべてはテストなので、失敗してもOKと考えるのが建設的なわけです。
原因を考える。
テストと考えるにしても、「ああ失敗しちゃった。ま、テストだからいいや。」というスタンスではいけません。
失敗するのはいいけれど、そこでしっかりと原因を考えることが大切。
失敗をしたら、次は何を変えれば良いのか、どういう視点で考えれば良いのか、どんな座組で取り組めば良いのか、そうしたことを考えて、次にアクションにつなげましょう。
それが、失敗に対する恐怖が少なくなり、成功へつながっていくと思います。
致命的をさける。
いくらテストでも、致命傷になってはいけません。
特に事業で致命傷を負うと、なかなか苦しいものになります。
なので、失敗の許容範囲を把握することはとても大事です。
背水の陣もひとつの方法ですが、個人的には致命傷を負わないやり方の方が良いと思います。
ということで、失敗は怖いのは仕方ないので、テストだと思って「失敗しても次に活かせばいいんじゃね?」と考えることが失敗への恐怖を軽減できると思います。
【kindle Unlimitedで無料!】
マーケティングの取扱説明書。