ビジネスでは、マーケティング、ビジネスモデル、ファイナンス、人、が大事だと思っています。
マーケティングで「誰に?何を?どうやって?」を考えて、ビジネスモデルで買いたくなる仕組みを組み立てて、おカネの流れも気にしつつ、それをつくるのは人ですから、自分の器を大きくしつつ、一緒に取り組んでくれる人と手を取り合いながら前に進むことが大事です。
こう書くと、「いろいろな要素があってビジネスって大事だな。。。」とボク自身は感じてしまいます。
どこからどうやって手を付けていいのか、何を改善したらいいのか、よくわからなくなってしまうんですね。
そんなときによくやる基本に立ち返る作業がありますので、3ステップでまとめてみました。
誰に?を改めて。
ビジネスの中心は、「誰に?」があります。
どんな人に、どんな価値を、どうやって提供するかがフラフラしていると、ビジネスは上手くいきません。
街の中華料理屋さんのお客さまは、同じ地域に住む人であり、その人達の中で、学生さんなのか、単身者なのか、高齢者なのか、家族連れなのかであり、極端な話で外国に住む人ではないハズです。
自分たちは誰に対して商売をしたいのか、できるのか?
改めて、ここを明確にして、言語化して、基本に立ち返ることをしています。
誰に?はどうやって考えるのか?
では、「誰に?」をどうやって考えればいいのでしょうか?
いろいろなやり方があるとは思いますが、ボクは小難しいことはできないので、シンプルに考えるようにしています。
まずは、お客さまたちを想像して、その人たちの属性でざっくり思い付くものを挙げます。
何でも良いんです。
男女でもいいし、人種でもいいし、年齢でもいいし、住んでいるところでもいいし、年収でもいいし、趣味でもいいし、家族構成でもいいし、なんでもOK。
それをとりあえず書き出して、それぞれのお客さまをプロットしてみます。
するとあら不思議、何かが見えてくるんですね。
何も見えなければ、逆に自分たちが何もわかっていないことに気が付けて、それはそれで良いわけです。
レベルで区切る。
次に、それらのグループの中をもう少し違う角度から分けてみます。
個人的に有効だと思っているのは、レベル感です。
レベル感と言うのは、入門、基礎、応用、発展の4つのレベルです。
自分たちの商品やサービスを提供する人の理解度や習熟度、欲求度合いは全く異なります。
プロに初心者レベルの商品やサービスを提供しても満足してもらえないし、初心者にプロしか使いこなせないようなモノを提供してもすぐに離脱してしまいます。
なので、属性で分けてから、レベルで分けて、どのレベルの人にどんなカタチで提供をするかを考えると良いかもしれません。
ということで今更の話ですが、ビジネスを見直すには、「誰に?」が一番大事であり、「誰に?」を考えるときには、属性とレベル感で分けてみるとヒントが見えてくるものです。
ビジネスを見直す機会があるならば、ぜひ一度お試しください。
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