新規事業の計画で一番大事なこと。
新規事業といっても、大小さまざま。
商品開発も新規事業だし、他社との協業をするのも新規事業だし、社内の運用改善や自分だけのファイル整理も、ある意味、新規事業だと位置付けています。
どちらかと言うと、プロジェクトと呼んだ方がシックリきますかね。
そうした新規事業は、始めるときはテンション高くいけるんですが、時間とともに下がっていき、途中でダレてしまい、最後はうやむやになることが多いです。。。
新規事業で必要なことは、たったひとつ。
ということで、新規事業のポイントは、たったひとつ。
出口を決める!です。
またの言い方を「完了状態を決める」です。
これだけ。
でも、これがメチャクチャ重要です。
出口を決めないと何が起こるのか?
出口が無いと、ダラダラと時間ばかりを奪われてしまいます。
出口を決めないということは、ゴールの無いマラソンを走るようなもの。
これほど嫌なものはありませんよね。
失敗したら「上手くいくまでやれば良いんだ!」と、次から次へのリソースを突っ込んでしまい、負債をどんどん大きくしてしまい、どうにもならない状態になってしまいます。
逆に、成功したらしたで「拡大し続けないといけない」と思い込み、どんどん忙しくなって、自分の首が回らなくなってしまうなんてこともあります。
どちらにせよ、出口を決めておかないと良いことはありません。
複数の出口を決めておく。
ということで、新規事業をしようと思ったら、出口を決めるのが正解。
出口は、3つの観点で考えることが良いと思います。
ひとつは、お金。
いくら損失を出したらすぐに撤退をする、というものですね。
株と同じで、買う時に許容できる損失を決めて、買いと同時に損切の売り注文を入れるようなものです。
二つ目は、状態。
こんな状態になったらこれを検討する、あんな状態になったら撤退する、といった状態に対する出口を決めておくもの。
三つ目は、期限。
時は金なり、期限ほど重要なものはありません。
いつまでは全力でやる、けどその時点のお金や状態を見て一旦立ち止まる、といったように計画においての期限を置くのを忘れてはいけません。
ということで、出口が無いと、ズルズルと負債を拡大させてしまうサンクコストの罠にハマってしまいますので、新規事業の計画に出口を入れておきましょうね。
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