社会人になって勉強をしないのは
勉強というのは、国数英社会理科のようなものではありません。
仕事でのパフォーマンスを上げて、相手に価値を提供するために、日々の勉強は欠かせません。
しかし、悲しいかな、ボクのように易きに流れる人も多く、学生の頃に勉強をしたので(ボクは全くしていない。。。)、「社会人になってまで、仕事以外の時間で勉強したくないわ」という人が多いのも事実。
こうなると、そこに大きな差が生まれるのは仕方のないことですよね。
とは言え、自分たちの会社のメンバーがそうなってしまっては困るので、わが社のボス直伝にて社員教育的なものでレベルアップを目指すことにしました。
と言いつつ、一緒に参加しているボク自身が一番勉強させてもらっています。
その中で、勉強する場をつくっても、伸びる人と伸びない人がいるものです。
その違いについて考えてみました。
感謝できる人。
社内での勉強会は、もちろん無料です。
「会社がメンバーのレベルアップのためにやっているのだから、当たり前でしょ?」と思い、”やらされている感”を持ってしまうかもしれません。
しかし、見方を変えれば、自分たちで勉強をしないから勉強会をしてくれているのであって、さらに時間単価の高いボスの時間を使っているわけです。
そこに気が付かず、「ああ、面倒くさいな~」とか、「忙しいのに、負担だわ~」と考えているようではキケンです。
相手の考え方、想いを理解し、自分たちのためにやってくれていることに感謝を持つことできる人が伸びる可能性が高い人だと思います。
復習をする人。
勉強会の時間は、1時間もありません。
なので、そこで伝えられることは多くはありません。
とは言え、一回一回の内容は濃いものなので、その時間内だけで自分の血肉にすることはできません。
となると、他の時間で復習をする必要性が出てきますよね。
小学生でも知っていることですが、オトナになるとそれができなくなる人が多いもの。
そこで、通常業務以外の時間で、忙しい中でも時間をつくって復習をする人は確実に伸びることができる人だと思います。
とにかく実践で使う人。
勉強はインプットのみ。
もちろんロールプレイング的なアウトプットはしますが、所詮練習、本番とは全然違います。
せっかくインプットをしても、アウトプットしなければ何の価値も提供できません。
勉強していることに満足することなく、使えるものはどんどん使っていく。
そうすることで、自分の血肉になるわけです。
粗くても、失敗しても、学んだことは使う人は、確実に伸びると思います。
ということで、社内でも社外でも、勉強会があるならば、そこに感謝し、復習し、実践でドンドン使うことが伸びる人であり、その逆をしているようならば伸びることは難しいかもしれません。
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