仕掛けをつくる仕事と問題解決をする仕事。ボクの視野を広げてくれるボスの長期視点。

朝の通勤ウォーキング中に、ふと気が付きました。

ボスとボクの決定的に違いに。

ボスもボクも、今の会社のボードメンバー。

しかし、その役割は大きく異なります。

ボスは、仕掛けをつくることが仕事。

ボクは、ボスの仕掛けを上手に釣り上げたり、そこで起こった問題を解決をすることが仕事。

そんな違いに気が付き、スッと腹に落ちたんです。

どちらが優れている劣っているというわけではなく、そういう役割の違いがあるわけで、自分は自分の仕事をキッチリこなしつつ、ボスの仕事を理解することで自分の仕事の質も上がると思ったわけです。

ボスの仕掛けをつくる仕事は、ボクにはまだまだ修行が必要。

というのも、その仕掛けは、２年後、３年後に向けてつくるわけですから、２、３年後にどういう時代になっていて、その時代をどういうものにしたくて、そのためにどんなサービスが求められて、そのサービスを使ってもらうとそのお客さまがどうなって、社会全体がどう良くなるかを考えることが前提になります。

さらに、その仕掛けで釣り上げるためには、スキルや経験も必要になりますので、メンバーのレベルアップも必要になります。

要は、ビジネスで仕掛けをつくるということは、どれくらいの事前準備ができているかが勝負で、その種蒔き次第で、成果は大きく変わってきます。　

そして、目の前の問題は大きな流れの中のひとつの要素であり、その問題を解決するのは大した問題ではなく、他の方法によって根本治療をしてしまうこともあります。

例えば、問題解決のために、時に今の事業をバッサリとやめて、他の事業に転換させて経営を安定させる、なんていう荒業も常に視野に入れています。

その視点は無かったわ～というぶった切り方は、ボクの視野を一気に広げてくれます。

「ふう、勉強になるなぁ」と思う日々。

自分も少しでもそういうチカラをつけられると、もっともっと仕事をおもしろくできるのかもしれません。