人は忙しいとイライラします。
でも考えてみてください。
クリスマスイヴに「世界一忙しい」サンタさんが、イライラしていたらどうでしょう?
「はあ、忙しくて大変だわぁ。はい、プレゼント」
「ったく、まだまだ回らなきゃ。はい、プレゼント」
という感じでイライラしながらプレゼントを渡されたら「おいおい」となりますよね。
「忙しい=イライラする」という思考回路を持っているオトナほどカッコ悪いなものはありません。
その思考回路は、それは自分の選択次第で修正できるもの。
忙しくなったり、思い通りにいかなくなるのは、もしかしたら誰かのせいかもしれません(自分の事前準備が不足していたかもしれませんが)。
しかし、それに対して「イライラしなくてはいけない」という法律やルールはありませんし、イライラして人にあたれば、シアワセになったり、お金持ちになったりすることはありません。
逆に、イライラすれば、周りも良い気持ちにはならないし、余計なカロリーを消費するだけで、何も得することはありません。
それなのに、無意識に「イライラする」ことを選択しているのは、よく考えてみるとおかしな話ですよね。
そんなこと言っても、イライラしてしまうのが人間の感情です。
これ、柔道に例えてみます。
柔道で弱いとされる人は、相手の技が怖くて、逃げたつもりで腰を引いてしまうことがよくあります。
すると、腰を引いて逃げたつもりが逆に相手にとっては投げやすい体勢になってしまいます。
怖いと思ったら、敢えて正面を向き、返し技を狙うなり、腰を切ることが必要です。
スノボで例えるならば、怖いと後ろに体重がかかります。
やってみるとわかりますが、後ろに体重が乗るとさらにスピードは上がり、怖さが倍増。
二つに共通するのは、怖さを改善しようとして形勢や体勢を変えたのに、状況はさらに悪化しているるということです。
これは、「怖い」と感じて、「無意識にとっている体勢」が問題なわけです。
そして、そこから改善しようとしても、「わかっているけど、体が動かない状態」が続きます。
これは、修正しようと思って、すぐにできるものではありません。
柔道で言うならば、毎日稽古して、体に覚えさせるしかありません。
するとあるとき、フッと自然に体が動く時が出てきます。
それが10回に1回なのか、100回に1回なのかわかりませんが、
ほんの少しの確率でできるようになります。
そして、、「あれ??できた!」と思い、またやるけどできなくなる。
しかし、「できた感覚」がほんの少しでも残っているうちに、もう一度できると「なんかできそう」という感覚になります。
なので、ひたすら稽古や練習をして、体に覚えさせるしかありません。
忙しくないようにする工夫と共に、イライラしそうになるたびに意識して、どうふるまえばいいのか、そして無意識にできるまで練習するしかありません。
忙しいからイライラするという習慣をワクワクするに変えるだけで、人生が何倍もおもしろくなること間違いなしですね。
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