最近改めて思うんですが、仕事の基礎は大切です。
基礎がなければ応用もできませんし、パフォーマンスを上げることもできません。
にも関わらず「基礎なんていいから、結果の出るやり方を教えてください!」と言う人が多いと感じています。
走れもしないし、リフティングもできないのに、いきなり「スーパーボレーでシュートを決める方法を教えてください」と言っているようなもの。
ちょっと困りますよね。
ただ、そういう人を成果が出せるように育てるのもボクの仕事だと考えていますが、なかなか思うようにはいかないし、時間のかかることだと感じています。
では、仕事においての基礎とは、何でしょう。
これは、このブログで申し上げているようにボクの中ではひとつしかありません。
それは、感謝とリスペクト。
これが無いと会社での仕事は上手くいきません。
仕事は、人と人の間にあります。
その仕事の前にもたくさんの人が関わり、その仕事の先にもたくさんの誰かがいます。
仕事は一人ではできないし、自分だけで完結することはありません。
だからこそ、相手のことを考える、自分都合で考えないことが大事です。
それを測るひとつの指標が、ボクは挨拶だと思っています。
朝来たら「おはようございます。」、迷惑をかけたら「ごめんなさい」、何かしてもらったら「ありがとうございます。」をキチンと言える。
幼稚園でも習うことなので誰でも知っていることですが、できないオトナもたくさんいます。
例えば、自分は悪くないから「ごめんなさい」と言えないとか、やってくれて当たり前だと思っていて「ありがとう」が言えないとか、朝調子が乗ってこないから「おはようございます。」と言わないとか。
こういう人のベースには、自分視点、他責思考で考えている場合が多いです。
なので、ボクは挨拶ができない人は採用しないようにしています。
さらに、将来、娘と結婚する相手も挨拶ができなければ認めることは無いでしょう。
今、その環境で仕事ができるということは、当たり前ではありません。
感謝とリスペクト。
この基礎がなければ、いくらスキルがあっても、ものすごく頭が良くても、仕事で高いパフォーマンスを発揮することは難しいと思っています。
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