ビジネスなんて、上手くいかないことの方が多いわけで。
にも関わらず、あるときに、上層部からこんなことを言われたことがあります。
「成功するなら幹部も投資すると思うけど、うまくいく保証はどこにあるの?」
さらに「成功する保証がなければダメだ。」と。
なるほど、なかなかこういう考え方の人と仕事をするのは、手強いものです。
もちろん、ボクの伝え方や内容の甘さが原因であれば良いんですが、そうではなく「うまくいく保証がない、自分には理解できない、だからダメ。」というスタンスは、なかなか厳しいものがあります。
例えるならば、中学生が「フラれたらどうしよう。でも、うまくいくなら、告白する。」と言っているようなもの。
「当たるなら、宝くじを買うよ。ハズレのない保証をつけて。」と同じことです。
ぶっちゃけ、うまくいくか、いかないかは、やってみなければわかりません。
もちろんその保証はないけど、確率を高くするために、そして失敗しても損失を最小限にするために、様々な角度から考えること、そして自分の熱意も欠かさないことは前提ですが。
とは言え、こういうスタンスのオジサンには、何を言ってもムダです。
それならば他の方法を考える方が良いわけで、こういう壁を乗り越えるのも自分の経験値を上げるものなので、これはこれでおもしろいものです。
成功するには、失敗も欠かせません。
ただ、自分はそういうオジサンにはなりたくないので、「それ、ホントにうまくいくの?保証して。」と聞くくらいなら、「こうしたら、もっとお客様が喜んでくれるかもね!」と建設的に話せるオジサンになりたいものです。
ボク自身、失敗を致命傷にしないようにサポートできるような存在で在りたいと考えています。
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