仕事をする姿勢や投下するリソースは、人それぞれ違います。
なかなか大きな声では言いにくい時代ですし、人それぞれ様々な事情があるので難しいところはありますが、多少の環境の差はあれど元気に働ける人にとっては、その姿勢の差が格差に反映されるのは仕方のないことです。
先日、自分の勤務時間が多すぎるとのことで、会社の人事から小言を言われました。。
今の時代は長時間労働はダメという風潮が強いので仕方のないことですが、これはちょっと難しいところです。
例えば、就業時間が『9時からの18時まで』としたら、あなたは何時に来て、何時に帰りますか?
Aさんの場合。
就業時間9時ピッタリに来て、今日やるべき仕事を整理して、業務を開始し、18時ピッタリに帰る。
Bさんの場合。
始業30分前に来て、その日の仕事を整理し、9時の始業から業務に取り掛かれるように準備をして、18時になったら仕事を終えて、10分ほどで明日の準備をしておく。
運動でいうところのウォーミングアップとクールダウンをしている感じです。
Cさんの場合。
9時から18時という時間は守りつつ、パフォーマンスを上げれられるように、帰宅後の時間や週末を使って、仕事の整理やチャンスに備えてスキルアップをしておく。
常に仕事のことを考えていて、OFFにはしないわけですね。
さて、Aさん、Bさん、Cさん、どの方も就業時間の『9時~18時』で働いています。
しかし、その時間以外の使い方が大きく異なります。
Aさんは、その時間だけ働けばいいと考えている、
Bさんは、その時間で業務をこなせるように準備するかを考えている、
Cさんは、成果を最大化させるようにどうしたら良いかを考えている、
もちろん、これには、人それぞれの考え方があり、その人の状況や仕事への姿勢なので、良い悪いや正解はありません。
ただ、それぞれの業務時間の考え方、時間の使い方でパフォーマンスに”差”がつき、いろいろな意味での”格差”が生まれるのは想像に難くないです。
海外の人、特に中国人でハングリー精神が半端ない人と働くと、自分のぬるま湯ぶりにヘドが出そうになります。
なかなか難しい問題ですが、時間の使い方は未来へ直結しますから、キチンと考えたいものです。
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