ウチの子どもに「なんの仕事をしているの?」と聞かれました。
どうやら学校で地域の会社やお店で一定期間働く経験をするプログラムがあるようで、その一環でインタビュー的なことをするらしく。
そこで、どう答えるのか、ちょっと考えてしまいました。
例えば、「お医者さんをしているよ」とか、「弁護士をやっているよ」といったものだとわかりやすいですよね。
一方で、サラリーマンの場合は、どんな商品やサービスを世の中に提供しているのかを説明して、「その中での自分の仕事はこういうものだよ。」と説明する必要があります。
で、ボクの場合は、雇われの経営者ですから「経営している」と答えます。
では、「経営って何するの??」と聞かれるわけですが、、、経営を中学生にどう説明したら良いのでしょうか?
うーん、売上を上げるとか、利益を出すとか、みんなが働きやすい環境をつくるとか、お客さまに喜んでもらえる商品やサービスをつくるとか、いろいろあり過ぎて、ちょっと考えてしまったわけです。
で、自分なりに5つのポイントに整理してみました。
1つは、ビジョン、ミッション、バリューを明確にすること。
つまりは、目標と方向性を決めるということですね。
自分たちは、どんな未来を実現したくて、そのためにこんな事業をやって、こんな価値を提供するというのを決めて、明確にすることです。
2つ目は、マーケティング。
これは広い意味になりますが、「誰に、何を、どうやって提供するのか」を決めることです。
3つ目は、仕組みつくり。
マーケティングで見えてきたことを組み合わせて、ビジネスとして成立するように、さらに継続してできるような仕組みをつくることです。
4つ目は、ファイナンス。
ファイナンスと言うとカッコいいのでこう書きましたが、要はお金ですね。
キチンと利益を出さなければ関係者にご迷惑をお掛けすることになりますし、運転資金が無くなれば大変なことになりますので、お金はキッチリと把握し、流れをつくる必要があります。
5つ目は、環境作りと人材育成。
「企業は人なり」と言われますが、人材育成は必須です。
人材育成をするには、人が育つ環境が大切。
なので、戦略に沿って組織をつくり、その中で最適な配置をして、その仕事を通して成長できる環境をつくらなければいけないと思っています。
ということで、ボクの考える経営の仕事とは、
- ビジョン・ミッション・バリューの明確化
- マーケティング
- 仕組みつくり
- ファイナンス
- 人材育成・環境作り
の5つということですね。
・・・でもこれでは、子どもは理解しにくいな。。。
もっとわかりやすく「日本の商品を海外で販売するお手伝いしてます。」が良いかもな。
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