思い通りにいかないときに、自分の視点をいかに多くもっているか？を試される。

ビジネスでも、人生でも、モノゴトが思い通りにいくことはありません。

何か提案をしたり、お誘いをしたらすべてがOK、「自分の思い通りの人生を歩んでいます！」という人はいないと思います。

日々の仕事や人生の中で、様々な壁があるわけで。

例えば、上司に提案をしに行ったら、即座に「ダメダメ」と言われることもあるでしょう。

取引先に売込みをしにいったら、「間に合っているから」と断られることもあるでしょう。

女性にデートの申し込みをしたら「いや、ちょっと」と拒否されることもあるでしょう。

そんなときに、あなたならどうしますか？

「ああ、ダメだな」と簡単に諦めますか？

諦めてしまうようなら、ちょっと損をしているかもしれません。

なぜなら、断られたり、意見が通らないときこそ、大きなチャンスが眠っているから。

ちょっと考えてみましょう。

上司に「ダメダメ」と言われたのは、実は提案のポイントが少しズレていたからかもしれず、そこに気が付けて修正することができる機会ととらえたらどうでしょう？

上司にダメ出しをくらって、自分の提案に磨きがかかり、より良い仕事につながる可能性が出てきます。

取引先に「間に合っているから」と断られたのは、タイミングが悪かったからかもしれず、相手の都合を考えることの重要性に気が付ける機会ととらえたらどうでしょう？

その後は、相手のタイミングで打合せを入れてもらい、頼まれやすい関係ができて、大きなビジネスにつながる可能性もあります。

女性に「いや、ちょっと」と拒否されたら、誘う内容がダメなだけであって、実は食事くらいならOKだったかもしれませんし、映画だけなら一緒に行ってくれるかもしれません。

ということは、思い通りにいかないときは、その状況を細かく分解して、工夫をして、自分なりのノウハウを構築できるチャンスということです。

言い換えると、「自分の視点をいかに多く持っているか？」を試すチャンスということですね。