結局のところ、よくある成功法則みたいなものは無いのかもしれないと思っています。
先日、息子がこんなことを言っていました。
「塾の相談員に受験までに、何をどうやって取り組んだら良いか相談したんだけど、結局よくわからなかった。けど、一人、めちゃくちゃかわいい人だった(笑」と。
なるほど、めちゃくちゃかわいい人がいたようで、ホント良かったです。
ということではなく、息子の言っていることは確かにそうだよな、と思った次第で。
息子は、自分の志望校に通っている先輩たちに、相談をしました。
Aさんは、「とにかく基礎が大事だから、基礎をやって、過去問は年明けで良い」と言います。
Bさんは、「過去問をひたすらやって、準備をするのが良い」と言います。
Cさんは、「1教科毎に完璧に仕上げて、次の教科に取り組むのが良い」と言います。
さて、どれが正しいのでしょうか??
う~んと思いますが、結局のところ、すべて正しいんです。
だって、AさんもBさんもCさんも、みんな合格しているわけですから。
三人とも、自分の合格した方法に確信を持っていて、それを一生懸命に伝えてくれているんですね。
そこで息子は悩んで、こう結論付けました。
「そもそも、その三人と能力も違えば、環境も違うし、そのときの状況も違うんだから、どれが自分に合っているのかわからない。ならば、自分でやり方を編み出すしかない!」
息子ながらに、素晴らしいと思いました。
これを言ったら身も蓋もないんですが、結局は自分で自分に合った方法を探すしかないんです。
もちろん、いろいろな人に体験談を聞いて、いろいろな方法を参考にして、Aさんのこの部分、Bさんのこの部分、Cさんのあの部分を取り入れて、自分オリジナルをつくって、チューニングするしか方法は無いんです。
そんなことに気が付いて、自分なりの方法で一生懸命に頑張る息子を見て、勇気と元気をもらいました。
そんな息子には、「お前は運が強くて天才だから、全く問題ない」といつも言っています。
【kindle Unlimitedで無料!】
マーケティングの取扱説明書。