息子の受験まであと少し。
成績が伸び悩んでいるようで、志望校判定はE判定。
毎日勉強しているようですが成果に結びつかない状況に本人もストレスが溜まっているようで、親としても何とかしてあげたくなるものです。
ただ、こればかりは本人が乗り越えなければならない壁なので、ボクは見守るだけにしています。
先日、息子が悩んでいたので「塾の先生とかに相談したら」と話したところ、息子からこう返されました。
「一般的なことや当たり前のことしかアドバイスをくれない。」と。
なるほど。確かにそうなんでしょうね。
これは、塾の先生が悪いのではありません。
まず、相談の仕方が間違えています。
ある時点だけで、いきなり相談をしたところで、相手も一般的なことしか言えません。
そりゃそうですよね、毎週相談をしている人と、半年に一回しか相談しない人では、その人の強み弱みや特徴の理解度も変わるし、それまでの経緯や背景の理解度も大きく変わり、その理解度の違いがアドバイスの的確さは変わります。
お医者さんでも同じようなものですよね。
症状が悪くなってから「先生、助けてください」といわれても先生も打てる手は少ないわけで、常に定期健診をしていれば、その経緯でできることはたくさんあったハズです。
それと同じことです。
また、息子は、アドバイスに対して、もっと即効性のある方法や目新しいテクニックを期待していたようです。
しかし、そんな魔法のようなことはあるわけがありません。
基礎を固めて、応用に対応できるようにする、それが原理原則であり、それがすべてなわけです。
なので、受けるアドバイスは、すでに聞いたことがあるようなことばかりなのは仕方のないことであり、その原理原則ができているのか、今一度見直してみることが大事なわけです。
息子も大学受験を前に、絶望感や挫折感を経験しているようで、それが今後の人生においての糧になると思います。
いくつになっても、つい子供のことは気になるものですね。
この壁を乗り越えたときの息子の成長が楽しみです。
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