どこを見てビジネスをするのか。
それによって、自分に身に付くビジネスセンスやスキルは大きく異なります。
例えば、自分の会社の半径5mだけを見ていたら、今のビジネスを見直そうとも思わないし、未来に向けて何かを変えないといけないとも思わず、いつもと同じようにビジネスを回し、同じような発想しか持つことができない可能性が高いので、ビジネスセンスが磨かれることも少ないでしょう。
一方で、常に自分の業界や関連する業界を見ていれば、業界を取り巻く変化や競合の動きをつかむことができるので、「今のビジネスを最適なカタチにしないといけない」という危機感も生まれて、自分が起点となり、変化を起こそうとするので、ビジネススキルも磨かれます。
さらには、常に自分の業界はもちろん、世界や各国の同じような業界で戦っていれば、日本では思いつかないようなことをやっていたり、出会ったことが無いようなハングリー精神の塊みたいな相手と戦ったりすることも出てきて、そこで戦って勝つために常に鍛えておかないとという意識が芽生えて、結果的にビジネスセンスもスキルも磨かれることになります。
何が言いたいかといえば、どこを見ているかで自分がたどり着けるレベルが変わり、そのためには自分を置く環境が大事だと思う次第で。
戦略的に、楽に勝てる場所で戦うことも大事ですが、一方で自分を鍛えなければならない環境に身を置くことも大事だと思います。
そういう意味では、ボク自身、自分を鍛えなければ生き残れない今の環境は、ものすごく恵まれた環境だと感謝しきりということですね。
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