投資をしない人は、未来が尻つぼみになっていく。
これに気が付かないと、ボクみたいな”これから良い味を出すオジサン”になったときに、”魅力のある味も何も出せないオジサン”になってしまう可能性が高くなってしまいます。
なので、オジサンの独り言にしか聞こえていないと思いますが、20代、30代の部下にはよくこんなことを言っています。
「仕事は人と人の間にあるものだから、常に感謝とリスペクトを持って仕事をした方がいいよ。」
「ガッツを見せられる期間は短いから、さっさとガッツを見せた方がいいよ。」
「会社の外の人に会って、世界観を広げておいた方がいいよ。」
と。
なぜこれをした方が良いかと言うと、逆にこれをしなかったときのことを考えてみるとわかりやすいかもしれません。
「感謝とリスペクトを持たずに、自分のことばかりを考えて仕事をしていたら、周りの人との関係性はどうなっていくだろう。」
「10年後にガッツを見せようと思っていても、今ガッツを見せない人にチャンスが訪れるものかね。」
「自分の頭の中だけや、自分の半径3mの閉じられた会社の人だけと付き合っていても、発想や考え方が大きく変わる可能性は低いかもね。」
ということです。
自分のことだけ考えて手を抜く、ガッツを見せるにもパワーを使わず楽を選ぶ、自分の気心知れた会社の仲間と不平不満を言う、そうした行動様式でいた方がその瞬間は楽チンです。
ただし、その積み重ねは、未来にプラスには働かないのは火を見るよりも明らかです。
なので、限りある時間と自分の可処分所得の可能な範囲でのお金の使い方を考えて、未来に向けて投資をしておく。
楽な方楽な方へ流されていると今この瞬間はシアワセかもしれませんが、そこをちょっとだけ歯を食いしばって未来にコツコツと投資をすれば、それよりももっと可能性に満ちたワクワクするような未来のシアワセにつながるハズです。
こうした考え方を逓増する人生(鮒谷さんの言葉)と呼んでいますが、ジリジリと自分の思考や行動、そしてシアワセが減っていく逓減の人生と、コツコツと未来に向けて時間やお金を投資してジワジワとシアワセが増えていく逓増する人生、どちらが良いですか?
今年もあと2か月。
来年、3年後、5年後に向けて、何をやめて、何に投資をするか。
そんなことを考えてみる最後のチャンスかもしれません。
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