制約があるから、クリエイティブになれます。
制約条件にウダウダ文句を言うなら、サッサとその条件の中で考えて、行動を起こす方がよっぽど生産的です。
こうした制約条件の話をするときに、いつも思い出すことがあります。
それが、誰もが知っているドラゴンクエストに出てくるスライムの話。
今でこそ、ドラクエのスライムにはたくさんの種類がいますよね。
基本形のスライムから、スライムベス、メタルスライムなど、今では100種類を超えるらしい(未確認)です。
それぞれに、それぞれの特徴があって、色も様々で、敵ながら憎めないヤツですよね。
そのスライム、初代ドラクエに登場するわけですが、当時のファミコンのソフトは今の容量とは比べ物になりません。
だって、64KBですよ、64キロバイト。
iPhoneでカシャッって撮影した画像1枚にも満たないんです。
その限られた容量の中で、あの世界観を表現しなければならなかったんです。
その中で、敵の種類を増やすわけにもいかないので、スライムは色を変えて、基本形のスライム、スライムベス、さらには遊び心を加えたメタルスライムを生み出したわけです。
制約条件をもろともせず、クリエイターのすごい発想力スゴすぎるって話です。
なので、なにかあっても、制約条件こそがクリエイティブの源泉であり、その制約条件のおかげでおもしろいことが生み出されるという思考になるんです。
なかなか、クリエイティブさは発揮できませんが。。。
制約条件にブーブー言いそうになったら、スライムを思い出しましょう。
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