部下を評価するのも上司の仕事。
ボクの場合、優秀な部下に恵まれているし、みんな頑張っているので、大概A評価をするんですが、よく「甘い」と言われます。。
で、評価をする際は、一方的にボクが決めるのではなく、面談をして本人と対話をしてから決めています。
対話では、
・この6ヶ月で自分として頑張ったこと。
・評価してもらいたい点、アピールしたい実績
・この先6ヶ月で取り組むこと、長期的な目標
を中心に話を聞きます。
その理由として、
・ボクが見えているのはほんの一部なので、実際に本人が頑張ったことは聞かないとわからない。
・頑張っている方向が間違えていないか、量は足りているかを確認し、違っていれば修正する。
・本人の評価してもらいたい点と、会社としての評価のズレを修正する。
・過去は過去、これからどうするかが一番大事。そのために、目標を設定し、現状を理解し、何をすべきかを自分なりに把握しているかを確認する。
といったところです。
その上で、「仕事も含めて、自分自身、どうなりたいの?」という漠然としたことも聞きます。
ただ、こう聞くと「もっと給料を上げたいです。」「こんな仕事をしてみたいです。」「とりあえず忙しいので、特に考えたことないです。」といった
確かに、「どうなりたいの?」と聞かれて、どう答えたらいいのかわからないですよね。
ただ、逆に言うと、答えられないということは、自分がどうなりたいのかがわからない、つまりはゴールがなく、ただその日暮らしで目の前のことに対処し、流れ流されてしまいます。
そして、結果的に行き着いたところが自分の理想とするところならいいですが、なかなかそんなうまい話はありません。
なので、自ら「どうなりたいの?」ということに答えられるようにしておいた方が良いと思い、部下には質問をしているわけです。
そんなときに、「どう考えたら良いんですか?」と逆に質問をされます。
ボクは「8つの観点で考えると、何となく自分の色付いてくるかもね」と伝えます。
その8つの観点は、
- 健康
- 知識・スキル・教養
- 趣味・プライベート・余暇
- 自分の周りの環境
- 仕事・ビジネス
- 人間関係
- お金・経済
- 感情(価値観、精神的充実)
こうした観点を見るだけで、それぞれ「こうしたいな」というのが頭に浮かぶと思います。
それを書き出して、言語化して、意識して、新たな視点を積極的に取り入れてなりたい自分を膨らませて、それを達成するために必要なことを明確にすれば、思考や行動も変わると思っています。
さて、あなたは自分がどうなりたいか?を答えられますか?
って言っている自分は、なりたい自分の言語化の途上です。
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