人生を良いものにしたい、そう考える人は多いはず。
しかし、人生を日々流されるままに過ごしていても良くなることはありません。
仕事も同じ。
毎日の仕事(業務)を流されるままに処理しただけでは、大きく変わることはありません。
そこで多くの人は「ああ、このままではダメだ。何かを変えたい!」と感じます。
そして「どうしたら変われるのだろう??」と考えます。
五十歳が見えてきたにも関わらず、惑っているボクのように。
そんなオジサンは、一体どうしたら良いのでしょうか?
実はこれ、そもそも自分への問いが間違えているんです。
「どうしたら変われるか??」と考えると、手段やテクニックを探し始めます。
例えば、家で小腹が空いて自分で料理をしようとしたときに、「調理の仕方はどうしよう?」と考えるようなもの。
「美味しく食べられる調理の方法を調べて、美味しい料理をつくろう!」といろいろ調べたらどうでしょう?
「行動をする」という観点から見れば悪いことではないかもしれませんが、それよりも前に、まず「どんな材料が、手元にあるのか?冷蔵庫にどんな材料があるか?」を確認しますよね。
そして、材料が無ければ料理はできないので、「調理の仕方」を探しても意味がありません。
何よりまずは、材料を確認しなければなりませんし、材料が無ければ用意しなければなりません。
つまりは、「どうしたら変われるか?」というのは、いきなり調理方法を探しているようなものなんです。
なので、まずはここでいう”材料”にあたる「どうなりたいか?」を明確にしましょう。
そう、『こうしたい』、『ああしたい』、『こう在りたい』、『ああ在りたい』と。
それが無ければ、そもそも”材料”が無い状態なわけで、材料がないのに料理のやり方を考えても、うまくいくことはありません。
そして、その”材料”を日々仕入れましょう。
そのために、人に会ったり、小さなことでもいいので新しいことに挑戦することが大事。
毎日をなんとなく過ごしているならば、まずは自分の中の冷蔵庫が空っぽである現実を認識した方が良いかもしれません。
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