ボクは今のベンチャー気質のスモールカンパニーで、スモールビジネスを手掛けています。
売上も、社員数も、以前所属していた部署に比べると全く小さなもの。
そうした表面だけを見て、マウントを取ってくる人も結構います(汗)
そういった方々とは、笑顔でススっと距離を取って、ビジネスはしませんけど。
ボクたちのビジネスは、ある市場では圧倒的な存在感を持っています。
それも、一緒に仕事をさせていただいているボスの地道な活動と圧倒的な戦略ストーリーの上に成り立っています。
存在感を持っているので、様々な案件が舞い込んできます。
そうした案件は、意味不明なモノもありますが、中にはメチャクチャおもしろそうだったり、儲かりそうなものがたくさんあります。
ボクは、そうした案件が来た時に、ホイホイと飛びついてしまいそうになります。
以前は、そのまま飛びついてしまうことの方が多かったんですが、今の環境で仕事をするようになって、そこの意識が変わりました。
どう変わったかというと、経営者として、自分たちのビジネスで投資と回収をするための判断をする中で、多くのリターンが見込めるからOKというわけではなく、その前に、自分たちのビジネスの文脈と合っているのか、自分たちの目指すべきところと一致しているのか、といった視点をもって判断をするようになったんです。
ひとつひとつの案件に対して、自分たちの目指すべき方向性、未来への戦略の文脈、全体としての整合性、現状との相乗効果、そんないくつかの視点をもって見定めるんです。
傍から見ると、まあまあ面倒くさいヤツですよね。
なので、それを表に出さず、ニコニコしながら頭の中で必死に考えて、例えるならば白鳥が水面下でバタバタ足をさせて前に進むように、判断をしています。
そんな毎日を過ごしていたら、以前のような大きなお金とたくさんの人を動かして組み立てるビジネスはダイナミックでエキサイティングでおもしろいと思っていた自分が、いつの間にか限られたリソースでレバレッジをかけて影響力を持つビジネスをつくることにメチャクチャおもしろさを感じる体質になりました。
こうした体質になれた今の環境に感謝しつつ、また新しくレバレッジの効くスモールビジネスをつくっていこうと思います。
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