最近、とても重要なことに気が付きました。
それは、部下にとって一番大事な仕事。
「ん?部下の大事な仕事?」と思うかもしれませんが、一体何だと思います。
成果を出すことでしょうか?
頑張ることでしょうか?
上司にゴマをすることでしょうか?
どれも大事ですが、ボクが気が付いた大事な仕事は「質問をする」ということ。
「質問をする」ことが、ものすごく大事な仕事なんです。
仕事をするには、わからないことやできないことが必ず出てきます。
それを解決するための手段のひとつとして、必ず質問をしますよね。
しかし、質問をしない人も結構いる。
ボクも質問をしないタイプでしたので、よくわかります。
なぜ質問をしないかというと、自分で考えて行動する方が良いと勘違いしているから。
何かあっても自分で解決して、自分で何とかする方が、仕事ができると思っていたんです。
しかし、そういうスタンスで仕事をしていると、わからないことやできないことをそのままに仕事を進めて、問題になってからどうにもならなくない「部長、どうしたらいいですか?」と質問して、「なんでもっと早く言わないんだ!」と上司に怒られたこともしばしば。
それは、自分が自分の仕事としての質問をしていないから起こったわけですね。
なので、「質問をする」のは、ものすごく大事な仕事。
質問をするのは仕事なので、質問をするためのお作法として、個人的には3つのステップで考えるのが良いかと思っています。
まずは、準備をする。
上司や相手に質問をする前に、自分は何を解決したいのか、何を聞きたいのか、どう質問するのかを整理しなければなりません。
さらに、質問をする前に、以前に質問したことがないか、ちょっと自分で考えた仮説を軸に質問ができないかといった感じで、相手に「どうしたらいいですか?」という質問で丸投げするのではなく、自分なりに答を出すようにすることも大事です。
「そもそも何を質問して良いのかわからない」という人もいるかもしれませんが、そこで気が付いてほしいのは、「何を質問していいかわからないのでどうしたらいいですか?」と質問もすることも大事な仕事だということです。
次に、実際に質問をしましょう。
質問をする際には、相手の時間をもらうわけですから、一言「今よろしいでしょうか?」くらいの気遣いをしましょう。
相手が忙しそうであれば、「質問をしたいので、お手すきの時に5分ほどいただけませんか?」と伝えましょう。
さらには、端的に相手にわかりやすく、答えやすい質問で投げかけましょう。
そうした入りでの気遣いと相手が困惑しない質問をすることも、大事な仕事です。
最後に、感謝をしましょう。
質問に対して、「ありがとうございました!」と言う感謝は、とても大事。
それよりも大事な感謝の方法があります。
何だと思います?
それは、質問したことは愚直に実践し、同じ質問をしないことです。
質問をして答えてくれたことをメモを取り、認識のズレが無いかを確認をして、それを解決できたら「この前の質問の件、こうなりました!」報告して、自分の血肉にして、二度と同じ質問はしないことが何よりの感謝を伝えることであり、大事な仕事です。
ということで、質問ができない人は、仕事もできません。
っていうか、質問も仕事ですから、質問をしないということは仕事をしていないのと同義語です。
なので、どんどん質問しましょう。
【kindle Unlimitedで無料!】
マーケティングの取扱説明書。