こんな質問をすると相手も困る。自分の質問の質は大丈夫か。

投稿者: | 2022年10月12日
こんな質問をすると相手も困る。自分の質問の質は大丈夫か。

今の事業領域では、越境ECのマーケティングの支援もしています。

なので、いろいろな質問をされます。

 

例えば、

「米国では、何が売れますか?」とか、

「どうやったら米国で売れますか?」とか、

「広告費が高いと聞きますが、どうなのでしょうか?」とか、

「物流費が高いんですが、どうしたらいいですか?」とか。

質問をいただけるのはありがたいんですが、なかなか答えにくいものが多いのものです。

  

なぜ答えにくいとかと言うと、理由はふたつあります。

 

ひとつは、前提も何もわからない場合。

そりゃそうですよね、「どうやったら売れますか?」と聞かれても、商品もわからなければ、どういったターゲットに売りたいのかもわからない、価格もわからないし、特徴もわからない、そんな中で具体個別の商品が売れるか否かなんて、正直わかりません。

「広告費が高いんですか?」と言われても、どんな価格帯の商品の広告なのかわからないし、どの広告のことを言っているのかわからないし、何に対して高いと言っているのかわからないのに、広告が高いか否かはわかりません。

自分の考えている前提を伝えもせずに、いきなり自分の聞きたいことを質問しても、質問された方はなかなかシンドイものがあります。

しかし、こういうご質問をされることは、結構多いです。

結局、こういうときは「こういう場合に限っていうと」という前置きをして答えるわけですが、それが相手にとって良いか悪いかはわからないというものです。

 

もうひとつは、ご自身でちょっと調べればわかることを質問してくる場合。

例えば「何が売れますか?」なんて言うのは、自分たちの商品を販売する市場でちょこっと調べればわかりますよね。

「何が売れるか?」と言われても幅広すぎるので、まずはカテゴリ単位で絞って、Amazonとかで知らべれば、ザックリと売れている商品や価格帯がわかりますし、商品を見れば傾向もわかります。

そうした調査を自分でやらずに、安易に聞くということは、そもそも自分で何かをしようとしない行動様式の可能性も高く、自走ができずに、すべてお膳立てをしないといけない可能性が高いと思われます。

なので、こうした質問をしてくる人には、ちょっと距離を置きたくなるというのが本音です。

 

自分が質問をされる側になり、質問をすることは大事ですが、質問の内容によっては相手も困ることがあることに気が付けたわけで、ボク自身も質問をするときは十分に気を付けようと思います。

 

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