ビジネスで大事なことはいくつもありますが、その中でも「ラクをする」は上位の考え方だと思っています。
、、、と書きつつ、「大事なことって、いくつあるんだろう?」ってまとめたくなりましたが、今日のところは、ラクについて考えたいと思います。
「ラクをする」と聞くと、場合によってネガティブなイメージを持たれるかもしれません。
例えば、「ラクをするのは、ずるい」
「ラクをするとは、手を抜くことだ」
「ラクをすると、成長しない」
そういったイメージを持たれるちょっと可哀そう言葉ですが、本当にそうなのでしょうか?
例えば、ビジネスでの話。
売上がすべてではありませんが、例えば、同じような価値を提供する仕事をしているAくんとBくん。
Aくんは、1日10時間以上働いて売上10万円を売り上げます。
Bくんは、1日5時間で20万円を売り上げます。
投下している時間だけ見ると、BくんはAくんに比べて「ラク」をしています。
だからといって、Bくんはずるくて、手を抜いていて、成長しないのでしょうか?
そんなことは無いですよね。
むしろ、短い時間とリソースで、最大限の成果を出しているので、賢くて、ポイントを押さえていて、その先もっと成長するような期待が持てます。
逆にAくんの方は、長い時間頑張っているという意味ではラクをしていないけど、成果にはつながっていないのでもっと頑張らないといけないと勘違いして、気が付かないうちにいつも頑張らなければいけない状況になり、そうなると常にダッシュしているようなもので、あっという間に限界が来てしまうのは目に見えています。
ということは、ラクをするというのは、成果に対して効果的かつ効率的な行動のことを指すわけで。
「あいつ、ラクをしやがって」というのは、ネガティブなイメージを持たれるかもしれませんが、それは大きな勘違いで、むしろ最上級の誉め言葉です。
「ラクをする」とは、最小限のリソースで最高の成果を出せる仕組みをつくること。
その仕組みをつくることこそが、ビジネスで大事なことのひとつです。
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