仕事や人生で、つい完璧を求めることはありませんか?
「完璧なんて求めなくていいから、とにかく動く方が良い!」なんて言われることもありますが、それは「完璧にやろうとする姿勢は持ちつつ、とにかく動いてみる!」ということであり、最初から「完璧なんて無理だし」という姿勢で取り組むことを推奨しているわけではありません。
そりゃそうです。
スポーツの試合で「完璧なプレーなんてできないから負けるけど、とにかく試合に臨もう」という姿勢と、「試合をするなら、全力で完璧を目指して臨もう」という姿勢では、その試合内容は大きく異なると思います。
やる前から諦めや妥協を持って取り組むのと、せっかくやるなら全力で完璧を目指す意識を持って取り組むのでは、どっちの方がいいの?って話です。
一方で、「ああ、完璧を目指さないといけないんだぁ」と完璧なアウトプットを求めるために、完璧な準備をしたくなり、完璧な準備をするのに時間がかかり、何もしないで時間ばかりが過ぎていってしまっては、それはそれで困ります。
それならば、負けるかもしれないけど、とにかく試合に出て、試合の中で全力を出そうとするきっかけをつかんで、そこから頑張る方が何も行動しないよりはマシです。
さらに、万が一、そのときに「完璧だ~!」と思ったとしても、それを3か月後、半年後にそれを見返したら「なにこれ、ショボ」なんて感じることもしばしば。
でも、その時点で自分の考えられる最高のアウトプットだったわけで、その後に見て「ショボ」と感じるのは、自分が成長した証です。
なんだか話がややこしくなってきました。。
ちょっと整理をすると、
完璧を目指すがゆえに動けないなら、動いた方が1,000倍マシ。
大丈夫、完璧なんてムリな話。
でも、せっかく動くなら、全力で完璧を目指すことが大切。
その時点での完璧を「ショボい」と思える成長を遂げるべし。
ということになります。
とにかく全力で動いて、結果的に成長をし続けることが人生を逓増させるコツなのかもしれません。
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