新規事業開発のコツは、延縄漁の如く。どれだけ仕掛けを撒いているかが鍵。

投稿者: | 2022年9月26日
新規事業開発のコツは、延縄漁の如く。どれだけ仕掛けを撒いているかが鍵。

新規事業をつくるのは、おもしろいです。

カンタンには作れませんが、それだけにものすごくやりがいや工夫のし甲斐もあるってもの。

 

ボスは、それをいともカンタンにやってのけているように見えます。

今のボクのレベルでは到底イメージもできないところではありますが、新規事業開発のコツを教えてくれました。

 

結論から言うと、「新規事業開発のコツは、延縄の如く」です。

新規事業開発というと、ゼロからイチにするようなイメージがありますが、そうではない、と。

 

ゼロに見えても、実はすでに勝ち筋をつくっておいて、そこにどれだけ突っ込んでいって、そこでどれだけスピーディに市場を獲得できるか?の勝負であると仰るんです。

 

つまり、新規事業開発は、スタートするまでに、どれだけたくさんの仕掛けをバラまいておけるか?で決まるというんです。

その仕掛けも、できるだけ広い範囲に、関連性のない仕掛けをまいておいて、その仕掛けのフォローやメンテナンスもして常にしておき、どこかひとつの仕掛けが反応したら、その周りの領域も巻き込めるように仕掛けをさらにばらまき、どれだけのリソースを突っ込むかを見極めるというんです。

 

よく「段取りが8割」と言われますが、それと同じで「よし、新規事業をつくろう!」と言ってからつくり始めるのではなく、もっともっと手前の段階ですでにたくさんの仕掛けをつくって、自分たちの事業領域やその周りの広大な範囲にばらまいているからこそ、勝ち筋を描ける新規事業開発ができるわけです。

 

この前読んだキングダム66巻の李牧が数年をかけて仕込みをしておいた話があったんですが、それと似ているな、と。

どんな話かというと、戦いが始まる前にどれだけの準備をしておくか。

相手に悟られないように、戦略をつくり、計画に落とし込み、数年かけて”その時”に勝てる状況を生み出すようにしておく、壮大ですよね、まさにそれと一緒だなぁと思った次第です。

 

今、ボスが10年以上前からばらまいておいていた複数の仕掛けが時代の流れとともにポコポコ反応しており、ここから新規事業を進める予定ですが、これが上手くいったら、、、ワクワクしています。

 

 

 

  

 

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