ヨメの機嫌によって、自分のパフォーマンスが変わる。
プロとしてあってはならないことですが、現実的にはよくある話。
朝からブスーっと機嫌悪く接しられるより、「今日もがんばってね!」と笑顔で接しられる方がパフォーマンスは上がるというものです。
これ、先に断っておくと、ウチのヨメの機嫌が悪いわけではありません。
むしろ、最近はすこぶる機嫌が良く、有難い限りです。
そうは言っても、一般的に多い「機嫌の悪いヨメさん」という話がありますが、個人的にはヨメが悪いわけではないと思っています。
人間は感情の生き物ですから、機嫌の良いときもあれば、悪い時もありますし、ボク自身も機嫌の悪いときはあるので仕方のないことです。
ただ、多くのご家庭では、旦那さんの機嫌の悪さが家族全体に与える影響よりも、ヨメさんの機嫌の悪さが家族全体に与える影響の方がものすごく大きいわけで。。。
ヨメさんの機嫌が悪いと、家の中も殺伐とするし、結婚当初の目標である「笑顔が絶えない家族」からかけ離れてしまうので、旦那さんにとっては重要な課題です。
なので、世の中の旦那さんは”ヨメが上機嫌になる対策”を講じるわけですが、、、これが一筋縄ではいきません。
我が家ではその昔、ハーゲンダッツを買っていけばヨメの機嫌も良くなることが多かったんですが、昨今の状況では、複雑化・高度化してしているので、そうもいかなくなりました。
以前は、ヨメさんの機嫌が悪い状況を打開できないと、ボク自身のチカラの無さにイライラしてしまい、つい悪態をついてしまうときもありました。
さらに、機嫌の悪い原因を特定して、それをつぶせばなんとかなるのではないかと考えて「なんで機嫌が悪いの?」と聞いた日には、ヨメさんは余計に機嫌が悪くなるわけで、収拾のつかない状況になることもみなさんご経験になられているのではないでしょうか。
困ったことに「なぜ?」を解明して、その原因をつぶそうとする施策では、「なぜ?」を聞いた時点で余計に機嫌が悪くなるケースが多いわけです。
これでは、八方塞がりですね。。
というわけで、ヨメの機嫌が悪いときに「なぜ?なぜ?」と原因を聞くのは、愚策。
トヨタ方式で有名な「なぜ?なぜ?分析」は、ここでは通用しません。
ではどうしたらいいのか?
自責思考を持つしかありません。
世の中の旦那さんがやるべきは、今自分にできることを洗い出して、自分の中で完結できることの中で試行錯誤することがベスト。
具体的には、ヨメさんを放っておくのもひとつ方法だし、機嫌が良くなりそうな話題を厳選してふってみるのもいいし、ベタでもいいから全力で機嫌を取りにいく姿勢を見せるのもいいし、「いつもおつかれさん」と肩揉みをしてあげるでもいいし、古典的なハーゲンダッツ購入作戦でもいいし、とにかく「なんで機嫌が悪いの?」と聞くのではなく、自分にできることを次から次へと繰り出してみるわけです。
もちろん、その施策がハマる場合もあるし、ハマらない場合もある。
ハマればいいし、ハマらなければハマらないことを楽しみながら、最適なカタチに仕上げていく。
それこそが、トヨタ方式で有名な「なぜ?なぜ?分析」 が到達できないヨメ領域へのアプローチ方法です。
”ヨメが上機嫌になる対策” には、「なぜ?」よりも、「何ができるか?」を考えて試す。
これが、極意です。
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