腰痛と集客チラシの共通点。応急処置にハマるとビジネスは破綻する。

投稿者: | 2022年9月23日
腰痛と集客チラシの共通点。応急処置にハマるとビジネスは破綻する。

ボクは、腰痛持ちです。

腰が痛いと仕事のパフォーマンスにも影響するので、整体に行って腰痛を和らげる日々を過ごしています。

 

しかし、あるとき、腰痛だから整体に行って、腰を揉んでもらって「はあ、気持ちが良い」と一時的にラクになるというのは、あまり意味が無いことにある時に気が付きました。

腰を揉んでもらうことで、応急処置としては一時的な効果を発揮しますが、もっと手前での姿勢や食生活を整えて、日々ストレッチをしたり、オフィスの机を昇降式にして立ちながら仕事をしたりすることが大事

 

これは、ビジネスでも同じようなことが言えます。

その中で、例えば、集客ができなくて困っているとしましょう。

集客ができなくて困っていたので、チラシを撒いて集客をしようとしました。

すると、パラパラとお客さまが来てくださって、チラシは集客に効果があると思い、さらに多くのチラシを作って撒いたところ、パッタリお客さまは来なくなってしまいました。

そこで「ああ、チラシの書き方が悪いのかなぁ」と目の前の問題の手段に目がいき、チラシの改善を全力でやりました。

しかし、実はチラシそのものが悪いわけではなく、もっと手前のターゲットと商品力、リピートされないビジネスの構造に問題があるというのはよくある話です。

そう、「集客ができない」という問題の多くは、もっと手前に問題があることが多いです。

 

もちろんチラシの書き方が問題の場合もありますが、チラシを配る相手が違うかもしれないし、そもそもチラシではない集客方法の方が良いのかもしれませんし、ビジネスモデルが利益の出ない体質のような場合もあります。

にも関わらず、目の前のチラシにばかり目がいってしまい、チラシの改善にはまり込んでしまって、一時的に解決をしたように感じるだけで、根本的な問題は解決しないままケースはよくあります。

ビジネスでは、商品、集客、伝え方、チャネルの掛け合わせで決まりますから、視野を広げて、チラシの中身のもっと手前のところの改善をすることを意識することが大事。

 

コレ、腰痛で整体に行って、一時的にラクになるメカニズムと似ていますよね。

 

腰痛を良くするには、食生活や日常生活での姿勢、適度な運動が大事。

集客をするには、チラシの中身ではなく、ビジネス全体を最適化することが大事。

どちらも、日々の積み重ねが大事ということです。

 

 

 

 

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