ボスと一緒にさまざまな打合せに同席させてもらっています。
ボクはこの事業領域に来て半年なので、まだまだヒヨッコ。
日々、ボスの話の紡ぎ方を聞いて、勉強させてもらっています。
その打合せは、ブレストレベルのものから最終的な要件を決めるレベルのものまで様々。
最終的な要件を決めるレベルになれば、それまでの経緯や着地点をある程度イメージができるので、理解して、ボクの方で取り回せます。
しかし、一番最初のブレストレベルでは、全く追いつけない。
先日も、とりあえずいろいろ話しましょうというぼんやりした打合せがありました。
お互いに相手のことは表面的にしか知らず、そこから「何かしらの協業ができればいいよね~」みたいなふんわりした状態でした。
そこからボスは、相手の事業内容を聞いて、自分の経験から思い付く課題感を「こんなときに、こんなことで困っていませんか?」とか、「よくこんな課題を持っている話を聞きますが、御社はどうですか?」といった仮説をぶつけていき、相手の課題の解像度を上げていき、その中で自社として協力できることを示し、事例を示し、相手が「それは助かります。ぜひお手伝いしてもらえませんか?」というカタチに着地させるんです。
ただ、自社が協力できることは、まだやったことが無いことも多々ありますし、種を撒いている状態のものやちょうど今他の案件で準備していることも多分に含まれます。
というか、ほとんどがその類。
なので、「提案しちゃったから、何とかしようモード」になり、そこから今手持ちのリソースやそれまでに撒いてきた種をガチャガチャ組み合わせて、一気に加速をさせてカタチにするわけです。
ここのフェーズでは、着地もイメージできるので、ボクもなんとか一緒にお手伝いすることが可能なんですが、ボスが得意とする、ふんわりした状態からのキレイな着地、ゼロイチでイメージを固めていくフェーズはまだまだヒヨッコレベルというわけです。
ただ、様々な事業をカタチにしてきた臨場感とプロセスを肌感覚で学べる機会をいただけていることにものすごく感謝しています。
あんな風に、ゼロからワクワクするようなビジネスをその場でササっと設計できて、それをカタチにできたら、そりゃビジネスがおもしろくなるなぁと思った次第で、ボクもそのレベルになりたいと強く思っています。
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