ビジネスをする上で、人材は欠かせません。
その人材を育てることもボクの重要な仕事です。
ただ、ベンチャーなのでお客さまや対外的にやることが山ほどある中で、社内の人材育成に時間を割くのは第二領域の活動だとは理解しつつも、どうしても後回しになってしまいます。
ルーティンワーク的なことは、今日教えたら、明日からでもできるものです。
一方で、案件毎の進め方や判断、営業的な総合力を求められる仕事というのは、今日教えたら、明日からできるものではありません。
基本的な考え方は言葉で伝えることはできて、理解はしてもらえます。
ただ、理解はできても実際にできるわけではなく、やってみて、失敗しての繰り返しで身に付くものです。
なので、やってみて、失敗して、修正するときも「ここを直せばOK」ということはなく、その状況によって最適解は変わり、自分なりの正解をつくるチカラを育む必要があり、そのチカラを支える土台を固めるために総合的に取り組む必要があります。
時間もかかるし、、なかなか難しいですよね。
伝えられた方も、どこまでの解像度で受け止められているか、その素地がどれくらいあるかによって、やれることも変わり、伝えた方が期待するレベルに速攻で到達することの方がレアです。
ボクも「なんで伝えたのにできないんだ!」とよく怒られました。。。
となると、正直、伝える側が自分で巻き取って、自分でゴリゴリ回した方が早いし、ラクです。
でも、それをしてしまうと人材育成はできず、属人的な状況になりかねない。
でも、時間は有限だし、ビジネスのスピードを上げるには自分でやってしまった方が良いし、仕組み化してしまうことが良いわけですが、そうするとそうするで、言われたことを言われた通りにしかできない人ばかりになり、本当の意味での仕事ができる人が育たない。
う~ん、なかなか難しいものです。
そんな狭間で悩む今日この頃です。
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