3D言葉なるものがあります。
その言葉を使うと、ほぼ間違いなくモノゴトは上手くまわりません。
3D言葉とは、「でも」、「だって」、「どうせ」。
「でも」は否定的、「だって」は言い訳、「どうせ」は諦めを表現する言葉。
この三つの言葉のの頭文字を取って、3D言葉と言っています。
人生でも仕事でも、世の中自分の思い通りにいくことは、ほとんどありません。
逆に、思い通りになることばかりだと、最初はいいけど、つまらないですよね。
スーパーマリオで、常に無敵のスター状態を想像したらわかると思いますが、まったくもってつまらなくなります。
でも、仕事や人生だと思い通りにいかないことに対して、簡単に諦めてしまう人もいるわけで(ボクのように)。
そうした人がよく使う言葉が、3D言葉。
「こうしたらいいんじゃない?」と言われたら、「でも」
「これ、試してみたら?」と言われたら、「だって」
「ここを直してみたら?」と言われたら、「どうせ」
そんな言葉を使っていたら、状況を改善しようにも「否定的」になって、「言い訳」をして、「諦め」を自分で推進しているのだから改善することはできず、そりゃモノゴトが上手くいくハズがありません。
まさに他責思考の言葉ですよね。
アブナイ、アブナイ。
ただ、つい3D言葉を言いたくなる気持ちはとてもよく理解できます。
実際、自分も気を抜くとポロっと出てしまいますし。
そんなときは、一旦深呼吸をして、思考にスペースをつくって、自分の頭の中を整理するようにしています。
例えば、ボクの場合、「でも、だって、どうせ」と言ってしまったら、その「でも、だって、どうせ」をかぶせて、マイナスにマイナスをかけてプラスにするみたいなことをしています。
「でも、だって、どうせダメでしょ」となったら、「でも、どうせダメなら、●●な問題だけとりあえずやってみようかな。だって、やらないと何も変わらんし。」という感じで、否定に否定をかぶせて、前に進むようにするんです。
そんな思考を日々していると、いつの間にか「よし、どうせやるしかないんだから」「でも、方法を考えるしかないんだから」「だって、前に進むしかないでしょ」といったように、ポジティブな考え方になっていくように思います。
でも、だって、どうせ。
意識をして使わないようにしてみると、人生が好転するかもしれません。
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