ビジネスセンスは一日にしてならず。価格構造を知る姿勢でセンスを磨く。

投稿者: | 2022年9月7日
ビジネスセンスは一日にしてならず。センスは価格構造を知れば磨かれる。

常々「ビジネスセンスが欲しいなぁ」と思うわけで。

「ビジネスセンス」とはふんわりした言葉ではありますが、ボクの定義は「継続的に儲かる仕組みをつくることができるチカラ」としています。

「継続的に儲かる仕組みをつくることができる」とは、なかなか難しいことです。

一時的に儲けることは比較的簡単にできるかもしれませんが、継続的に儲けるためには様々な要因が絡み合う中で先を読み、「誰に?何を?どうやって?」をいろいろと試しながら仮説検証を繰り返し、時には大きく失敗して、そこからすぐに立ち上がりといったことを繰り返し、関わる方々からの信頼をいただき、日々チューニングをしながら、逓増する仕組みをつくらなければなりません。

これは、一朝一夕で身に付くものではありません。

日々のビジネスの現場での経験や知識をもって、提供する価値を日々ブラッシュアップし、それを求める人に認知をしてもらい、最適な提供方法を構築するチカラなわけですから、そりゃカンタンには身に付きませんよね。

 

そんな中で、ビジネスセンスを磨くために手っ取り早いのは、価格の構造を知ることだと思っています。

例えば、塾の価格(息子、娘がちょうど塾に通っていて気になるところで、、、)。

「値段が高い塾なら、成果も上がるだろう」なんていうのは、短絡的に考えすぎ。

塾の価格は、講師費用、スタッフ費用、塾が入っているビルのテナント料、広告料、テキスト料などなど、いろいろな経費が掛かっています。

塾によって、広告料に突っ込んで集客をして講師費用を抑えているところもあれば、講師の質を上げるために教育費や講師自身の報酬を上げて、ほとんど宣伝をせずに口コミや評判だけで集客をしているいるところもあります。

 

もちろんどちらが良くて、どちらが悪いというわけではありません。

こうした色々な価格の構造を知って、それぞれの項目をどうやって最適化して組み立てるか、それが自分なりのビジネスの設計につながり、より良い価値を提供することができようになるわけです。

 

ビジネスセンスを磨くのにゴールはありません。

言い換えると、ビジネス道ですね。

これほどおもしろいことはありません。

 

 

 

 

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