ビジネスは商品×拡散×仕組みで決まるゲームみたいなもの。
ビジネスっておもしろいですよね。
困り事を解決して、相手様に喜んでいただき、その対価をいただく。
一方で、ゲーム的な要素を楽しむ側面もあると思っています。
どこに投資をして、どれだけのリターンを得て、それをまたどこに投下していけばいいのかを考えたり、リターンを効率的に得られるように仕組みを考えたり、そのために逆説的になるかもしれませんが非効率的なことや自分のビジネスに全く関係のないことをする。
そうした一連の活動は、めちゃくちゃおもしろいですよね。
今の会社で一緒に仕事をさせていただいているボスと出会って、その楽しさに改めて気が付きました。
このゲームを式にすると、こんなイメージです。
商品×拡散×仕組み
まずは、商品。
誰の、どんな困り事を、どうやって解決するのか?
まずは、解決をするためのプロダクトやサービスが必要です。
その商品自体が粗悪なものであったり、ターゲットとしている人にとって価値が無ければいけません。美味しいラーメンを食べたくて仕方ない人に、不味いカレーを提供しても全く喜ばれませんから。
次に、拡散。
言い換えると、集客ですね。
いくら良い商品をつくっても、価値を感じてくれそうな人に、その商品を知ってもらわなければ買ってもらえるわけがありません。なので、広告が必要になってくるわけですが、逆に共通するニーズを持った人たちのコミュニティを作って、そこからニーズを満たす商品をつくって販売する方法もあります。
三つ目に、仕組みです。
商品が良くて、上手いこと拡散もして集客ができても、仕組みがなければいけません。
例えば、営業マンが10人に紹介すると10万円の商品を2人が買ってくれるとしましょう。
1か月で100人に紹介できたら、20人が買ってくれるので、200万円の売上になります。これに味をしめて、この人が頑張って200人に紹介したら、40人が買ってくれるので売上は400万円になります。
さらに、人を増やせば増やすだけ、買ってくれる人も増えて、売上も上がります。
これで「わーい、わーい」と喜んでいたら、頭打ちになります。
しかし、ここで大切なのは、その状態で営業をする数を増やすのではなく、仕組みとして、10人に紹介したら5人が買ってくれるような営業システムを作ったり、営業マンが紹介しなくてもWEBで見つけてもらえて、購入から納品までの流れをシンプルにする仕組みをつくることが大事です。
つまりは、気合、根性で頑張らないといけない仕組みではなく、頑張らないでも成果が上がる仕組みが必要です。
こうして、【商品×拡散×仕組み】がビジネスの成果を決めるわけで、それをつくる人やビジネスの環境によって大きく変わるので、自分たちで試して、試して、試して、修正して、手を変え品を変え、作り上げているもの。
そのプロセスが、ゲームのようでおもしろいわけです。
今ボクは、その”ゲーム”にハマってしまったわけで、一緒にビジネスをしているボスの発想や行動力に圧倒されて、そのゲームの壮大さやアプローチ、仕組みの作り方のおもしろさを改めて感じています。
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