経営者にとっての判断は、とても重要なもの。
やるか、やらないか。
続けるか、撤退するか。
その判断の積み重ねが、会社の文化やDNAをつくります。
ここ最近は、そうした判断の大切さを身に染みて感じています。
ボクたちの会社は、吹けば飛んでしまうベンチャー企業。
にも関わらず、様々な行政機関や誰もが知っているような大企業からお問合せをいただきます。
単細胞なボクは、そうしたお問合せを聞くたびに、
「え?あんな大企業からのオファーなら、絶対やりたい!」
「げ?そんな大きな案件なら、やるしかない!」
と考えてしまいます。
完全にミーハーです。。。
しかし、ボスはそうではありません。
相手が大きかろうが、シェアを拡大できそうであるとか、
そういうことは全くもって関係ないんです。
それよりも何よりも、
その案件の目的が自分たちの会社のビジョンと一致しているか、
相手はビジネスパートナーとして合っているのか、
その案件に対して、自分たちのパフォーマンスをしっかり発揮できるのか、
そうした観点をもって判断をするんです。
そして、自分たちの会社のシェアを無理に拡大をすることはせずに、
自分たちの理想とする経営をすることに集中できるかどうか、
そこを軸にして判断をしているんです。
先日も、よだれが出そうな大企業の大きな案件を受けましたが、
ちょっと考えた末に何の躊躇もなく、受けないことを選択。
逆に、相手が「え?ウチの案件、断るの??」と困惑していました。
それに引きかえ、ボクなんかは、、、
相手先の大きさや知名度、その案件予算で判断していたんですね。
いくら相手が大企業で有名でも、良い仕事ができるとは限りません。
得てして、そうした仕事に限って、相手が無理やり押し込んできたりするので、
自分たちを疲弊させて、誰もシアワセになれないなんてことになることがあります。
そうならないためにも、自分たちの判断の軸を持つことが重要なんですね。
自分の考え方の愚かさに反省です。。。
そして、自分たちのビジョン、ミッション、バリューを常に頭において、
未来の自分たちにとって最良の判断ができるようになりたいものです。
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