どこを見て仕事をするか?
その思想はものすごく大事だと思います。
サラリーマンで言うならば、
上司や会社の成果のために仕事をするか?
お客さまの成果のために仕事をするか?
という違いです。
もちろん、上司や会社の成果が、お客さまの成果と一致しているならば良いのですが、
世の中そういうわけにもいかないオトナの事情が絡むこともよくわけで。
お客さまのためにならないと理解しつつも、
会社から言われたから、仕方なくやらなければならない状況や、
言葉では「お客さま第一!」と言いつつも自分たちの都合を押し付けなければならない、
その狭間で悩み、苦しみ、つぶれてしまう、
こういうのは、ドラマや映画でもよくある話ですよね。
これを良い悪いと言うつもりはありません。
ボクもサラリーマンなので、そういう状況は理解できます。
ただ、これだとその仕事が社会を良くすることはありません。
それを防ぐためには、経営者が信念を持ち、正しい判断をする必要があります。
なんでそんなことを思ったかというと、
ここ最近、いろいろな国の補助金や助成金の周りの仕事をするようになり、
そうしたおカネに群がる会社が向いている方向が違うので、
一緒に仕事をしようとするも、嚙み合わずに困ったことが立て続けにあったからです。
あくまで、ボクの個人的な感想ですが、
国の補助金や助成金を獲得することが目的で、
そのお金を使って世の中を良くしようとする会社はものすごく少なく、
税金を使って実施した事業は、目も当てられない内容のものがわんさかあります。
それが良い悪いを言うつもりはありませんが、
少なくともボクたちの会社がそうしたおカネを使うときは、
その事業が、社会を良くする、日本を良くするために使うことを心掛けたいと思います。
なんだか大きなことを言っていますが、
ホント世の中っていろいろあるなぁと感じる今日この頃です。
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