M&Aした会社にジョインして約3か月。
その会社のビジネス領域について何も知らなかったボクも、
ようやく事業全体を理解して、自分の言葉でそれっぽく話せるようになりました。
そのビジネスについて何も知らなかったし、
部分的に教えてもらうことはあっても全体像をみっちり教えてもらうこともなく、
自分でやったことがなかったにも関わらず話せるようになるのには、
実はそこまで時間はかかりませんでした。
その理由は、自分が理解しているか否かは関係なく、
セミナーや事業説明をしなければならない場面がたくさんあったから、、、
です。
ボクの理解力や言語力があったわけではありません。
もうとにかく
人の前で説明をしたり、セミナーをしたりしなければならないんです。
最初は、本当に困りました。
特に、質問。
知らない領域なので、質問の内容を理解できなかったり、
言葉の意味を知らなかったりで、チンプンカンプンなんです。
また、表面的な説明はできても、深い知識や経験はないので、
具体的な事例を出してわかりやすく説明することができないんです。
とは言え、わからないなんて言えないので、
脇汗ダラダラで必死にその場を繕いつつ、
終わってから速攻で調べて、理解を深めるんです。
でも、そんなの話せなるわけもないじゃないですか、理解していなければ。
ある意味、いきなりのムチャブリなわけで、できなくても仕方ないと思います。
が、そういう風に自分を正当化しても何の意味もないので、
必死になって理解をしようと勉強をするわけです。
そうなると、飛躍的に覚えるようになるし、話せるようになるんです。
多くの人は、練習してキチンと話せるようになってから、
人前に立って話す流れだと思いますが、
ボクの場合は、話せないけど話さなければならないわけで、
それを繰り返していたら、話せるようになってきた、というわけです。
つまり、
「できるようになってから、やる。」
のではなく、
「やるから、できるようになる。」
ということ。
これ、何にでも当てはまる原理原則だと思うんです。
「時間ができたら、やる。」のではなく、「やるから、時間ができる。」
「お金があったら、やる。」のではなく、「やるから、お金がついてくる。」
「やる気ができたら、やる。」のではなく、「やるから、やる気が出る。」
といった具合で。
新しいことに対して「ふへぇ、無茶だよ、できないよ」というのではなく、
とにかくやってみると新しい道が見えてくるかもしれません。
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