ここ1か月くらいは、
新しい事業の理解とこれからの事業展開のこととで頭がいっぱいです。
自分なりの言葉で説明できるように事あるごとに
「自分、こういうビジネスをしています。」と話していて、
いろいろ質問されたり、
新しい事業は、
おもしろいけど理解できていない部分がたくさんあるので、
ひとつ一つの判断をするのに、アレもコレも聞いたり、調べたりしないといけないので、
時間的にも、頭にも負荷がかかります。
ボクのキャパがないだけですが、ヘトヘトです。
こうしたわからないことだらけで新しいことに取り組むとき、効率を求めます。
効率が良い方が良いですもんね。
ただ、この「効率が良い方法」というのが、曖昧だったりします。
ある人にとっての「効率の良い」は、時間がかからない方法、
ある人にとっての「効率の良い」は、 お金のかからない方法、
ある人にとっての「効率の良い」は、楽な方法、
といった感じで、 「効率が良い方法」と言っても、人によって変わります。
なので、当然ですが、人それぞれ答を導く方法も変わってきます。
新しいこと、わからないことがあるときに、
「楽な方法が効率が良い」という人は、
人に答を教えてもらうかもしれません。
チームで仕事をしていて、締切が決まっているならば、
さっさと人に聞いて、自分のタスクを完了させることが「効率が良い」わけで。
「できるだけ時間のかからない方法が効率が良い」という人は、
誰かに答の出し方を教えてもらうかもしれません。
わからないことを解決するまでに時間があるならば、
答の出し方を聞いて、その通りに自分でやってみることで、
次は自分でできるようになることが「効率が良い」かもしれません。
また別の視点で、
「未来、より大きな成果を出せるように方法が効率が良い」という人は、
自分で調べたり、試しにやってみる方法を取るかもしれません。
未来のより大きな成果を考えるならば、
目の前のタスクを通してたくさんのことを学び、自分の血肉にする方法が、
「効率が良い」のかもしれません。
こう書くと、「なんか3番目の人の方法が良いんじゃね?」
と感じるかもしれません。
しかし、どれが良くて、どれが悪いということではありません。
何をもって成果とするのか、何をもって効率が良いとするのか、
それによって、
- 答を教えてもらう。
- 答の出し方を教えてもらう。
- 自分で調べて答を決める。
のどれを選択するのかは変わります。
「効率よくやろうよ」というのは、とても便利な言葉ですが、
効率を良くするためには、どこに成果を置くかでその方法は変わり、
そこからの経験や学びは大きく変わり、未来も変わるのかもしれません。
今新しいことに取り組む中で、自分にとっての「効率」とは何なのか、
そんなことを考えた今日この頃です。
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