ビジネスは、人と人の間にあるもの。
ビジネスのベースは、感謝とリスペクトです。
人と人が協力して成り立つものなのにも関わらず、
なぜか上から目線で来られるケースもあります。
先日、とある行政にプレゼンをしたときのこと。
行政が自分たちの管轄エリアにある事業者に向けて、
何かしら支援を行う事業企画の提案をする機会がありました。
ボクは、とあるスキームでのビジネス拡大の提案をしました。
事前に提案内容を提出し、それに沿って限られた時間の中で説明。
なぜかPCやプロジェクターは使用禁止の謎のルールがあり、
すべて紙のみでの提案を行いました。
そして、説明が終わった後の行政からの質疑応答で、
行政の方々からの質問や言動がご丁寧に高圧的でした。
提案の趣旨である地元企業さんたちの発展のための質問ではなく、
資料の表現のあげ足を取るような質問(確かに短時間でパパっと作ってしまった。。。)や、
行政が旗振り役にも関わらず、お金だけ出してすべてを丸投げしようとする姿勢、
事前に資料を配布していて、自分でちょっと調べればわかるようなことを聞いてきたり、
この歳になって、就職活動の圧迫面接をされた気分が味わえました。
(されたことがないので、あくまでイメージですが)
個人的には、そういう姿勢の行政の人たちでは、
この支援事業は上手くいかないなぁと思った次第で。
そりゃそうですよね、
事業の目的は事業者さんたちの発展であり、
行政と事業者、そしてボクたちのような支援会社が同じ方向を向いて、
お互いに協力をし合わないと成り立ちません。
矢印で言えば、三者の矢印が同じ方向を向いていることが前提で、
モノゴトがうまくいくというものです。
にも関わらず、なぜか矢印が行政だけ反対を向いているんです。
そして、その矢印は、
「あなた達に任せれば、すべて上手くやってくれるんでしょうね?」
という圧がすごい。。。
もちろんボクもオトナなので上手にかわしますが、
感謝とリスペクトがビジネスのベースだと考えているので、
「一緒に仕事をしたくないわぁ」と感じるわけです。
その時点で、その行政はものすごい損をしているんですけどね。
ということで、せっかく提案したけど、
結果的にボクがお願いされても断ろうと思っています。
ただ、これ、自分自身も気を付けないといけないなぁと。
人の振り見て我が振り直せ。
行政の姿勢や言動に感謝です。
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