スモールビジネスの3つの要諦。ここを押さえずしてビジネスは回せません。

投稿者: | 2022年4月21日
スモールビジネスの3つの要諦。ここを押さえずしてビジネスは回せません。

今ボクは、子会社に出向して、ビジネスを楽しんでいます。

  

出向先でのビジネスは、事業領域自体がこれから伸びる(と思われる)し、

筋肉質なビジネスモデルの設計で、スピード感をもって進められて、

何より一緒に仕事をしている仲間が最高におもしろいので、

この環境にとても感謝をしています。

 

人も、カネも、モノも、インフラもしっかりしている親会社に比べて、

子会社は、リソースがものすごく少ないんです。

 

人も少ないし、使えるおカネも少ないし、モノも少ないし、インフラは脆弱だし。

 

なので、親会社の人から見ると「大変だな。。」と見えるようです。

ボクも親会社にいたときに、子会社の人を見ていて「ああ、大変そうだなぁ」と思ったわけで。

 

しかし、実際にその環境にところ、ボクはその環境が楽しくて仕方ありません。

 

なぜなら、小さいがゆえの戦い方がとても魅力的。

その戦いは、エキサイティングで、スピード感があって、

お客さまの反応もダイレクトにわかるので、大きな企業とはまるで違うんです。

  

その戦い方で気を付けているのは、3つ。

スモールビジネスは機動力があるけど、

ひとつの失敗が致命的にもなりえます。

なので、最低限3つのことが当てはまるかはチェックしています。

 

まずは、戦う場所。

そのマーケット自体が伸びているかどうか?

戦うマーケット自体が伸びていることが大事です。

あえて伸びていないマーケットで戦う選択肢もありますが、

その難易度は上がると思っているので、

個人的には伸びているマーケットでの、

ニッチトップとアングラを狙うのが良いと思っています。

 

次に、ニーズとキャッシュポイント。

そもそものニーズがなければ、ビジネスはできません。

大きな企業は、ニーズが無くても、広告を使ったり、営業マンを使ったり、

時間をかけて需要を喚起できますが、スモールビジネスではそんなことはできません。

さらに、キャッシュポイントが近くないと資金繰りが厳しくなるので、

そこも重要なポイントになります。

なので、ニーズがあって、キャッシュポイントが近い領域に絞らざるを得ません。

 

三つ目は、自動化できないと墜落。

大きな企業ならば、自動化できなくても人がいるので何とかなったりします。

(ただ、それがいろいろな弊害をもたらすわけですが。。)

スモールビジネスでは、そもそも自動化できないような業務を組み込んではいけません。

組み込んだら最後、業務が増えれば増えるほど人件費がかさんで、

その事業では儲からなくなってしまい、墜落してしまいます。

 

といった具合で、スモールビジネスは大きな企業と比べて使えるリソースが少なく、

成約条件がたくさんあるのでやりにくく見えます。

 

ただ、リソースが少ないから、キチンと選択と集中をせざるを得ない環境こそが、

実は自分たちのビジネスを強くしてくれているんです。

 

その証拠に、ボクの関わっている事業は、親会社よりも1人当たりの生産性も高く、

営業利益率も高く、しっかりと出すビジネスになっています。

 

スモールビジネスって、ホントおもしろいですね。

サラリーマンをしながら、こうした環境でビジネスができるなんて、

恵まれた環境に感謝感謝です。

 

          

   

【kindle Unlimitedで無料!】
マーケティングの取扱説明書。

サラリーマン複業