ビジネスでは、感謝とリスペクトが大切。
ただ、ビジネスの中には「お客さまは、神様です。」という思想があり、
「お客さまの言うことは何でも聞く」といった風潮があることがあります。
ちょっと考えればわかると思いますが、
お客さまが神様だからといって何でも言うことを聞いていたら、
おそらくそのビジネスは上手くいかないと思います。
なぜなら、お客さまにも質があるからです。
そう、感謝とリスペクトを理解していないお客さまもたくさんいるんです。
よくある例は、飲食店での一幕。
若いお兄さんとお姉さんが、レストランにデートをしに来ました。
そのお兄さんは、彼女の前でカッコいいところを見せようとしたいのか、
店員さんに対して横柄な態度を取り、ちょっとしたことでクレームをつける、
それでも「お客さまは神様なので」といって言うことをいちいち聞いていたら、
お店は潰れてしまいますよね。
現実的には、お客さまにも質があるということです。
そして、これはボクの持論ですが、
相手に対して感謝とリスペクトを持てない人にに優れた人はいないので、
無視しても何の問題もありませんし、むしろこうした人は距離を取るのが正解。
なので、そもそも自分たちが望むお客さまに来ていただけるように、
自分たちが設計をしなければなりません。
それが、お客様のクオリティコントロールというものです。
誰でも彼でも、たくさんの人をウェルカムというスタンスでは、
ビジネスが上手くいくことは無いでしょう。
自分たちは、どういう人をお客さまにお迎えしたいのか、
そのためにどういう情報を発信して、どういうことを積み重ねればいいのか、
そういうことをひとつひとつ考えて積み重ねることも、
ビジネスを作っていく上ではとても大切ですよね。
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